今日も休日出勤。4月に入ってから必ず土日のどちらかは会社に出ている。そうしないと追いつかないし、「土日何やってたの?」という無言の圧力に自分が負けてしまったような気がしてならない。仕事と、寝るだけの生活である。二ヶ月ばかりこういうのが続くのは昔からあったし、先の山谷がわかっているからなんとか耐えられたのだけれど、今ではもはや五里霧中でありかつ一寸先は闇。ただただ、山道を上へ上へ登るだけ登り、だんだん空気の薄さにゼエゼエと身体か追いつかなくなる。

そのくせ金曜日の夜には、一回気持ちを落ち着けて来週頑張ろう的な雰囲気にはなるのだけれど、月曜日の朝一にはまた例の出来たか出来たか攻撃が頻出する。ダブルバインド。いや、ダブルバインドではないのだ。ぼくたちは物事の楽な面を見てはいけないのだ。それはすべてまやかしであり、こんなこと言ったらこいつはどんな反応をするかな? という裏の意味が含まれているのだ。気を抜くのなんてほんの一瞬しか許されないのだ。

本当にこの会社は人間不信がベースになっている。至る所でそれを感じる。本当に、組織が個人を信頼していないのだ、ビックリするくらいだ。だから言葉を言葉そのままに取らないで、いや本当はこういう意図なんだとか、本人のいないところで度々忖度する。訳がわからない。直接聞きゃあいいじゃねえか。だから、全部パフォーマンスなんだよ。丸腰でお互い話をし合うっていう文化がないのかね……。

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