昨夜二時まで飲んでいたので午後一時にご起床。
サイゼリヤで豊島ミホ『底辺女子高生』を読みながら昼食。
帰ってきて続きを全部読み変わる。
豊島ミホ、いいよ、この人、いいよ、ホントに。このエッセイ読んでこの作者なら信じられると確信した。家出の話とか、最後の卒業式の話とかなんかもう泣けた。
そんでもって同じく『青空チェリー』に取りかかる。
三つの短編入り。「ハニィ、空が灼けているよ。」は最終兵器彼女風。表題作はデビュー作。ここまで実はあまり感心できず。しかし「誓いじゃないけど僕は思った」は個人的にぐっと来る話だった、あくまでも個人的に。
そこで夕方だったのでTSUTAYAに行って天才山下監督の新作を借りてくる。
この人はやっぱりどんづまりの田舎を撮るのがうまい。最後の乱射シーンの間抜けさ、けれどそこに至るまでの人々の救いのない駆け引きがたまらない。
でもなあ、あの乱射シーンの直前のほっとする家族の光景はなんだかずるいぞ。そんなもんで観客はだまされたふりしないぞ、と思いながらでも一方で悲劇にばかり酔いしれるのも良くないよなってなことを考えた。いずれにせよこの人は最後の最後はユーモアに落とし込んでくれるんだよなあ。人間って愚かだよなあって大笑いしちゃうような。BGMが少ないからわかりにくいだけ。
で、今に至る。
これからライフの最終回を見て豊島さんをもう一冊読んで寝ようっと。