カート・ヴォネガット『国のない男』を読みました。

2007年に亡くなったヴォネガットの最後のエッセイ集。ここで語られていることは残念ながら今でも有効だ、特にアメリカの大統領については。ヴォネガットは地球レベルで人類を突き放しながらなんとかユーモアで手を差し伸べ続けた作家。タイトルに偽りがあるならば、むしろ「星のない男」とした方がよかったのではないかと思ってしまうほどだ。

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