やっと帰ってきた。年度が変わるので仕事がいつもより多いのです。とりあえず今週は最後の三人になるまで帰らない、をモットーに行こうと思います。
昨日はあれから『対岸の彼女』を読破し、プロの書く小説ってこういうのを言うんだとあらためて「小説家」のすごさを思い知らされました。物語の力ってやっぱりあるんだと思う。いきおい純文学って話を筋を否定しがちなんだけど、それはぜんぜん次元を異にしなくちゃいけないことだと思った。いい小説を読むと自分も書きたくなります。
さてと、お風呂に入ってまた新しい小説でも読みながら今日も眠りにつこうと思います。いまは「シュウカツ」脱稿後の戦士の休息と決め込みました。いい小説を読んでよくよく滋養としたいと思います。
『対岸の彼女』角田光代
数年前から注目していた角田光代。
彼女の直木賞受賞作である。
でありながら、やっと先日読むことができた。
図書館でずっと貸し出し中だったせいもあるが、なにより帯や宣伝の文句が読むことを躊躇させていた。
「負け犬」「勝ち犬」だとかいう言葉で評される本作