入社以来関わってきた方の担当が変わって仕事上のつながりがちょっと薄くなった――ということが最近重なって、ああもっといろいろ聞いておけばよかったと今更ながら感じてしまう。『働きマン』にもそういうの、ありましたよね。
この前アップしたエッセイにも書きましたけど、本当に「無常」を近頃よく感じます。日々が単調だと感じている者の目は死んでいる。決して変わらないものなんてない。
秋きぬと目にはさやかに見えねども――
それと同じこと。いちいち風の音に驚く必要はないけれど、うっかりしていると変化に足をすくわれるはずだ。
だけどさ、だからこそぼくたちは安定を求めてしまうんじゃないの? この手にとどめておきたい何かを。たとえば思い出を。ときどきよぎる「やっぱり大学に戻って勉強し直そうかな」という思いが「大学時代にもどってまた同じ時間を過ごしたいな」という不可能性と等値であることを、ぼくはいやというほど自覚している。まあ永劫回帰的にはそれもまた肯定されるのかもしれないけれど。
と、このままいくと「変化するということ自体が安定的な事実なんだ」とかわけのわからない方向へ思考が偏っていきそうなのでこの辺にしてもう寝ます。
KAZAMAX、コメントありがちょね。