源氏絵を見てきた

今日はサークルの先輩と出光美術館まで「源氏絵―華やかなる王朝の世界―」を見に行ってきました。日曜日で、しかも最終日ということもあってかなり混み合っていました。

絵巻物が見られるのかと思っていたら屏風絵だけで、大きな屏風に五十四帖の名場面を描いたものが主でした。そんなに源氏物語も読んでいるわけではないので細かい部分はよくわかりませんでしたが、「若紫」で源氏が紫の上を垣間見る場面や「紅葉賀」で青海波を踊る場面、「須磨」「明石」なんかはわりとわかりました。

でもね、醜女で有名な末摘花は牛車のなかに隠れて顔が描かれていませんでした。いいんですか、美しくないものは隠すんですか、そうですか。

昔読んだ入試問題とかけっこうフラッシュバックしました……高校生のとき円地文子の源氏とか読んでいましたからね、なつかしい。なつかしいって、国文科の学生がそんなこと言っていてはダメなんですが。でもこれを機会にちょっと勉強しなおしてみようかとも思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA