自信ってなに?

古本屋で村上春樹の全集の第一巻があったので買ってみた。春樹の作品では「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」はけっこう好きなのでこの二つが収録されている第一巻はお金出して買ってもいいかなと思っていたのでちょうどよかった。社会人になっても、寮の部屋の机の上にこの本が立てかけてあることがちょっとした矜持になるかもしれないという期待もこめて。

ところで昨日後輩と話していて気になったことがあるんですが、女の人にとっての自信ってなんなんだろう? ということ。

男の人ってわりと、他人が持っていないものを持っていたりとか、それこそ地位・名声・お金・女なんてわかりやすいところに自信が表れがちだと思うんですが、女の人ってどうなんだろう? もちろん男女の話に限る必要はなくて、ぼくも自信は欲しいと常日頃思っているものの、じゃあなにをもって自信と言えるのか、あるいは自信が欲しいと思っているのは本当は別のものが欲しい願望のすり替えじゃないか――つまり、もっといろんな「自信」のあり方が自分の知らないところにあるんじゃないかと思ったわけです。

昨日はお酒の席でしたから別に深く突っ込んで話しはしなかったんですが、ちょっとこれは継続的に考えていきたい問題ですね。

自信ってなに?” に1件のフィードバックがあります

  1. ホルスタイン

    どうですかね~。まあ僕は「男の人ってわりと」の時点で泣いちゃいますけどね。
    まあ僕ひとりが傷つくのは別にいいとしてもさ、仮に男と女っていう区別が今日なお意味のあるものだとしてもね、あなたが「男の人ってわりと」って書くとき、その「男」はすでに日本社会の定型的な男性像を(すくなくとも上の文脈では)受け入れていますよね。それに対立するものとして、そう単純に「女の人」を持ち出していいんですか? それは相当まずくないですか? 
    お酒の席での話ってありますけど、むしろこういう問題がうやむやにされがちなそういう場がある、ということが日本社会の最大の問題点だと思いますよ。ちょっと口を挟むと「理屈はいいよ」とか言われちゃうしさ。すべての酔っ払いに鉄槌を、が僕のテーマです。
    —–

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