エリオット『荒地』

エリオットの『荒地』を読みたいと思って、まあ有名な作品だから岩波文庫に入っているだろうとたかをくくっていたら入っていない。というか、今、日本語で『荒地』を読みたいと思ったらバカ高い専門書を買わなければ読めないことが判明。アマゾンで原書を買えば1000円もしないというのに……

しょうがないので図書館で検索したら西脇順三郎の訳があったのでこれを借りてきてコピーして読んでいます。対訳なので便利です。しかしどうも、あの英語屋西脇の訳が心もとない。エリオットが男性なので「一人称」を男性で訳すので妥当な気もするんですが、女性で訳したほうがわかりやすいような気がしてなりません。

しょうがないのでおかまになったつもりで自分で訳すことにしました。まあぼくのほうが誤訳かもしれないけど。でもいいんです、ぼくはテクスト論者ですから、脱構築するんです(ヘタな言い訳)。そんなに長い詩ではないのでそのうちアップしてみようかとも思います。特に単位は来ませんが。

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