卒論題目

卒論の題目を正式に登録してきました。

「〈カタチ〉の行方 ―横光・谷崎・芥川を軸に―」

です。まあ、100枚はもう書いているし、全体の半分くらいまでは出来上がっているので精神的には余裕ですが、しかしこんなところで気を抜いていないで、学生時代最後の一大記念碑たらんと、気合を入れて書いていきましょう。

最近思うんですが、ぼくは性格から言って自分というものにほとんど価値をおいていないので「自分のために」というのがすごく苦手と言うか、「自分のために」何かをがんばることがとてもできなくて、でも一方で「誰かのために生きてみても」明日なんかわかんねえんだよって歌っている好きな歌手もいたりして、もちろんパンクチュエイトな意味においては他人は偶像になるかもしれないけれど、それは健全な人との付き合い方ではないし、何をよりどころにして生きていいのかがよくわからない。じゃ宗教か、といきたいところだけどスイスの法学者にして敬虔なキリスト者ヒルティの著作を読んで感心するくらいで、とくに熱心になれるわけでもない。じゃ、やっぱりダンスダンスダンス? その辺のことをやっぱり村上春樹には聞いてみたい気もする。

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