増田弥生『リーダーは自然体』(再読)

本はいつでも待ってくれている。最初に読んだ時から約一年を経ているけれど、ぼくの課題意識はだいぶはっきりしてきているし、もちろん限界も知っている。本を読むことで全て解決するわけでは決して無いが、ここに書かれてあることを明日から少しでも、すこしずつでも実践していくことができたなら、本をもう一度読む価値はある。もちろんその価値は本の方にあるのではなくて、読んでいる自分が活字によってその言葉や行動に変化をもたらしているそのことにあるのであって、「読む準備ができた」状態でこういう本を読むと、本当に一字一句が、砂漠で水を求めて旅する人が小さなオアシスで水源を認めたように、身体に染みこんでいく。

しかし本当に、立場が人を作るということももちろんあるけれど、それですら「自然体」でその役職を務めることで、その役職に新風を吹き込む様な、だれかが「芥川賞にとって意味がある」と言ってのけたように、そういう新しさを、もし今までのオジサンたちが縦割りの中で枠にハマって四角くなっているのだとしたら、すこしは自分ももたらすような貢献がしたい。したいしたいと言っているだけでは死体でしかないので、人に向かってどんどん言葉を発していきたい。いや、いこう。それを力むことなく、できるようになりたいね。自然体=その人らしさであり、その人のスタイルなのだとしたら、やっぱり現状維持をよしとするのではなくて、磨いていきたい、スタイルをブラッシュアップしていく、その絶え間ない運動をこそ、自然体と言えるような人になりたいね。


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