坂本真綾『満腹論』

ニュータイプ連載のエッセイ、七年分がいったん単行本化されたもの。七年って長いよな。。。本人も書いていますが、いろいろあった七年です。食をテーマにしたエッセイ集と言うわけでもないのですが、食べ物の話を中心に、「人生に満足するためには」みたいなところも「満腹」と掛けあわせながら、いつもながらにウロウロしている感じが良い。なにかこんな美味しいものがあった! とか、単なるお店の紹介では全然なくって、食べる、ということに対する極めて個人的な趣味嗜好が描かれているので、そこから坂本真綾という人となりがよく伝わってきます。しかしこの人文章うまいよなあ。ブログとかツイッターやってない方ですが、きちんとお金を出してこういう風に読めるというのは、本当はそういうほうがファンとしては嬉しいものだったりします。

しかしまどマギ以来、劇団イヌカレーをよく目にしますが、これはまどマギ以前からの連載なのです!

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