新潮日本古典集成『萬葉集2』

案外と鹿島の歌があってビックリする。芭蕉以前に文学史上鹿島が登場するのは常陸風土記くらいだと思っていたので……、と書きながら改めて検索すれば萬葉集と風土記はほぼ同じ時代だった。それにしても萬葉の時代の鹿島はどんなところだったのでしょう?

南部の浦潮な満ちそね鹿島なる釣りする海人を見て帰り来む

なんてのはやはり波崎の辺りのイメージなんですかね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA