ほころび

今週は客観的に見ても主観的に見ても非常に精神状態が悪い。こういうときに産業医面談をやられると、もっとも負の状態を見せることになるのでいらぬお節介をいろいろされる。でも、別に、それで何が変わるというわけでもない。

ほころび。

そいつが出てきたような気がする。

一応職場環境の中でできる役割を精一杯演じてきたわけだが、それが限界に来ているのかもしれない。本当はとっても不機嫌な人間だというのに。それも仕事、と言われればそれまでだ。ぼくは仕事ができない。

最悪の時もぎりぎりのところでひた隠して笑っていた。

いったい何の意味があるというのだろう?

そういう種類の疑問をあらゆるものに対して向けてしまっている。それはまるで牙だ。棘だ。刃物だ。「あらゆるもの」というのにはもちろん自分自身も含まれている。

かえって自己否定に陥っている「だけ」の時の方が救いようがあるのかもしれない。

いらいらする。言ってることとやってることの違う人たちを前にしていると。

そのことを指摘すればよい? 残念ながらそういう役割ではないのだ。残念ながら、ぼくは仕事ができていないのだ。そしてそれが会社の中での評価の全てというものなのだ。それはとても公平なシステムなのだ、ともぼくは自著の中で書いた気もする。

もうやってられない。そんな言葉ばかり繰り返し頭の中をめぐる。だから思いっきりレベルを下げて仕事をしている。でもそのレベルというのは最低限を割ってはいないのだよ。そのことをわかってほしいのだよ。

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