月別アーカイブ: 2017年8月

2017/08/30

うーむ、やることも多いし、ゆっくり考えたいことも多いのだけれど、時間がなくて朝からフリーズしてしまうことが多い。手を動かせば片付いていく、というものでもないんだよなあ、最近の仕事は。人との間合いも難しいけど、間合いを考えているほど時間があるわけでもない。それでも、紙に向かって鉛筆を握れば、何かは見えてくる。書くことは大事だ。仕事のやり方も、考え直さないといよいよまずいなあ。。。

池袋

最近新しいお店ができた。WACCAに天狼院ができて、早速行ってきたけど、品揃えはまだまだこれからという感じがした。本屋と言う割には本棚が少なくないか?? 次は池袋駅前店にちゃんと行ってこようと思うんですが。あと、丸善も見てきたけど、あそこは本はなし。たんなる文房具屋。そしてカフェもあるんだけど、一階で調理したのを二階にわざわざ店員が持っていっていて、しかもそれが普通にお客が昇り降りするのと同じ階段を行ったり来たりしているので、なんか店員も大変だし、そんな埃っぽいところを通り抜けたカレーを誰も食べたくないんじゃないか?? とかいらぬ心配をしたりした。あゆみブックス無き今、通い詰める本屋が欲しい今日のこの頃。

お茶女の

正門が新しくなったが、前の方が良かったなあ、優美な感じがしたけど。新しいのは、新しいんだけどすでに緑青に覆われた監獄の扉って感じがする。まあ、どうでもよいことなんですが。

2017/08/21

お盆休み中は結構頑張って会社に行ったのだけれど、貯金は瞬く間に使い果たされていってしまう。まあでもたまには人間らしい文化的な生活を一週間楽しめたのでよしとするか。休みでリフレッシュするって本当にそんなことあり得るのかな? 日曜日の夜に「明日から仕事だ、がんばるぞい」ってならないよね? どうしたらなるのかな? たくさん寝ること? 運動すること? それとも休みに仕事をやって少しでも人より前に進んでいること? え……。

本当にやらないといけない大きな塊はなんとなく手がつけられていなくって、電話一本で済みそうな話も、その電話をかけるのが億劫だったりして、なかなか自分をコントロールするのも難しい。人が見ていないところでこそ、その人の価値はわかるというけれど、うーむ。そんなことを考えていると、またどうしてもメイロマ女史の著作に手を伸ばしてしまうのだな。

そういう休みの最終日がすでにもう、何度でも。

ゴルフ練習再開

今年もコンペの季節がやってきました。

練習場にも足を運び始めましたが、なんとなく自分なりにコツがつかめてきたような気がします。本にはいろいろ書いてあるのですが、書いたことを文字通り「体得」するに至るまでには試行錯誤が必要だよなあ。前も書いたかもしれませんが、本当に読めば日本語としてわからないところは一つもないのですが、それをあれだけの重いものをブンブン振り回すという行為の中で納得するのはなかなか難しいものです。

今日は、使い込んでいた七番アイアンのグリップも替えてもらいました。近くにお店があってよかった。

フィリップ・デルヴス・ブロートン『なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?』

を、読みました。

まず、この本には何か答えが書いているわけではありません。アマゾンのレビューにもあるように、これは題名がとにかく非道くて、邦題に偽り有りの代表例と言っていいです。ただ、そこをちゃんと踏まえた上であれば特に期待はずれの本では決してないのが、この本を不幸にしている所以です。出てくるのは、古今東西の営業のプロたちの生き様。しかし著者はあえて詳細な描写にとどめて自らの価値判断を放置します。つまりは、彼らの姿を見て、読者であるお前はどのような営業をプロとしてよしとするか? を。徹底的に考えさせられます。会社に宗教のように帰属して商品を売りまくるのも、営業のプロです。そこにお前は没頭できるのか? 没頭できないのであれば、セールスマンである自分を一つの必要悪として、役割として割り切るのか? ではそういう人生を送ったとき、お前は幸せな会社生活を送ってきたと言い切れるのか? そういう人生をお前は望んでいたのか?

けれど、著者が言いたいのはきっと、セールスという仕事をどう評価するのであれ、当面の間はそれは人間がやらなければならない仕事であり、であるならば、どうせやるなら楽しくやろうよ、熱意を持ってやったほうが、世のためになるよ、というポジティブなメッセージなのです。その声が届くか? 実に、実に、考えさせられる一冊です。

繰り返しになりますが、邦題はとにかく無視してください。