
高炉とカーテンウォール
椎名要
【内容紹介】
◆大学を卒業して鉄鋼メーカーに就職した「ぼく」の、ノスタルジーの中に地霊〈ゲニウス・ロキ〉を求めさまよう”冒険”
◆北関東工業地域、幕張本郷、筑波研究学園都市、奥多摩、文京区お茶の水──大学を卒業して働き始めた「ぼく」は土地の記憶をめぐりながら、冴子さんとのあいまいな関係を継続しようとしていた。けれど、季節はあまりにも急激に移り変わり、いくつかの別れがおとずれていく。
◆あるいは、アナスタシア伝説と熊沢天皇と強化ガラスのワイングラス。幾層もの記憶と物語と過剰な比喩が、ノスタルジーと戦う「ぼく」には必要だった。2000年代初頭にしか感得できなかった様々なphenomenon──白い光が揺らすカーテン、海風の強すぎる砂浜、高炉とカーテンウォール。
◆2006年版を全面改稿し、自らの青春の彷徨に終止符を打つ決定版!
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