
昭島のころ──ぼくの一九九〇年代
椎名要
【内容紹介】
◆同世代の共感を直撃する、あの頃の東京郊外カルチャー
◆「ケンちゃんラーメン」「ダンキンドーナツ」「りぼん」……ぼくたちの90年代、あの東京の端っこで。ネットもGPSもなく、親とのつながりは信頼と「夕方5時のチャイム」だけだった時代。厳格な塾講師との息詰まる日々、転校生たちが運んできた異国の空気、友達を傷つけた言葉の刃、横田基地の金網越しに見たアメリカ。
◆東京郊外・昭島を舞台に、1980年代前半生まれの著者が網膜に焼き付けた「1990年代の日常」を完全復元。豊かさと不便さが同居していたあの時代をサバイブしたすべての人に贈る、エモーショナルなクロニクル。記憶のディテールを圧倒的な解像度で描き出し、読者自身の「かつてあった、忘れたくないあの場所」をも呼び覚ます、あまりにも切なく、驚くほど愛おしい私的回想録、ここに誕生!!!!
もくじ
一 はじめに
二 エスパ、モリタウン、昭和の森
三 拝島町、ゴルフ場、玉川上水
四 西砂町、一番町、松中
五 幼稚園、小学校の通学路
六 伊奈平、ターザン森、こども会
七 バス停、松中通り、つつじが丘
八 昭島駅南口、中学受験のこと
九 横田基地、日産村山工場
付録 渋谷のころ
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