すべての中間管理職は「店長」だと思う

いやなんというか、いきなり脇道から本道に入るようなのですが「恋雨」を見てからじわじわと、ファミレスの店長的なポジションって中間管理職の象徴だなと、なんだか大泉洋を思い出すたびにそう思えてならなくて。そう思い立ったが吉日でとりあえず三冊読んでみました。

メッセージはどの本を読んでも同じだった。だからこそかえって安心した。ユー〇ューブによく出てくるはげたおじさんの話も全部がそうだとは思わないけれど、「店長」的なポジションって、フロントの現場を持ちつつ本部のお偉いさんに対しても言うべきことは言っていかないといけない、学生のバイトからもむちゃくちゃ言われるかもしれない──そしてその店舗においては良くも悪くも一国一城の主なわけなので、その面白さもしんどさもひっくるめてのものなんだろうなあ。

決してカッコよくないけれど、カッコつけたってできるわけでもないし。まあたとえばホワイトカラーの意識高いビジネスバリバリ!みたいな、「マネージャー」「チーフ」みたいな横書きの肩書からにじみ出るようなコノテーションとはいったん距離を置く、いや置ける人間臭さというか。そういう愛すべきところがあるべきなんじゃないのか。

そして店舗やオペレーションという物理的なものがあるともちろんわかりやすいのだけれど、あらゆる組織において「長」を名乗る人は「店長」的なポジションであることを忘れてはいけないのでしょう。そしてもっと敷衍してしまえば、それは社長と新入社員以外のすべてのサラリーマンについても同じことが言えるのかもしれません。

勝手な妄想でした。

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