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就職活動日記(完)

2004年3月9日から2004年5月1日までの記録で す。もともとはメモライズに記録していたものでその時は具体的な会社名も記載していたのですが、このたびの編集で伏せ字としました。また就職活動の総括と して「余は如何 にして内々定者となりし乎」も合わせて読んでいただけると幸いです。(05/04/23)

04/03/09  昨日両国、今日初台
 昨日の■■■セミナーは会社のホールに二百人くらい集まりました。場所は両国です。江戸東京博物館ではいま円山応挙をやっているので帰りにでも見ていこ うかと企んでいたら休館日でした。
 セミナーはビデオを見たり社員の方の話を聞いたり。プレゼンテーションのすごいうまい方が一人いてご自身の就職活動の失敗談も取り混ぜて的確に笑いを 取っていました。プレゼンテーションの仕方の参考に非常になります。早く終わらせようとしてせかせかしゃべらない(から、プロセスを楽しんでいる)。自分 の言ったことに対して突っ込みを入れる余裕がちゃんとある。適度に肩の力が抜けていて、熱弁を振るっているわけではない、云々……。
 この前TBSでやっていた林郁夫のオウム裁判のドキュメンタリードラマを見ていても感じたのですが「わたしは」という主語で話すことの大切さ。「われわ れは」「教団は」「弊社は」という主語が暗黙に前提になっていたら誰が話しても同じ内容ということですから、そういう話し方をする人に向かっていかに「わ たしは」の言葉を引き出すのかが問題になってきます。
 そんなことを考えながら今日は初台のオペラシティーというたいそう立派なところまで行って■■■の説明会を聞いてきました。■■■と いってもサークルで秋に合宿に行く旅館ではありません。社員食堂とか病院の食事を提供する会社です。こちらは会議室に百人くらい。ビデオを見て、社員の方 の話を聞いて、質疑応答、という堅実なパターン。そこで「わたしは」を希求するぼくは「土日祝日休めるんですか」とか「退職金前払い制度って損な気がする んですが」とか聞いてみました。セミナー参加者の中にもやっぱり「わたしは」の話を聞きたいと思っている人がいてそういう質問をするんですがちょっと今日 はビジネスライクな感じが否めませんでした。もちろんあちらも仕事ですから友達感覚というわけにもいきませんし、一概に悪いとは言えないんですが。しかし 学生側の切なる要望の一つです。
 帰りはいつもどおり本屋をぶらぶらしました。迷ったら岩波文庫青帯、ということで「ラッセル 幸福論」を購入しました。半分まで読みましたが、非常にい い本です。本の話はまた読み終わったら。

04/03/10  茶髪社員の本音
 今日は■■■の説明会に行ってきました。本社のフロアーに百人くらいでしょうか、そんなにいなかったかな。今日はかなりのビジュアル系でした、美男美女 ぞ ろいで(社員の方々が)。それでも一人、ポルノグラフィティのボーカルの人にそっくりな茶髪の方がいて「おお、なんだこの人は、見るからに浮いている」と か思っていたのですが、話を聞いてみると服飾系にもともと進みたかったのだけれどアパレルはほとんど技術職で採ってもらえずそれだったら繊維に行こう、繊 維側から業界を動かしていこう、トレンドを起こしていこう、ということで■■■に入られたそうです。なるほど、それを聞いてすごい納得しました。「楽しい よ 〜」を連発してやっぱり見た目どおりの人でした。いいですよね、自分に好きなことに忠実な人って見ていて気持ちいいし、自分ももっと自由でいいんだと思え てきます。
 なんとなく進みたい方向が見えてきました。普段小説ばかり書いているので(いや、言うほどじゃないな……)出来合いではないもの、かつ目に見えるものに 仕事では関わりたい。そうなると食品か素材か、その辺に絞られてくるのかなあ。理系っぽいことにも永遠の憧れがあるので、これが最後のチャンスと思って化 学っぽいことをやっている会社に入ってカタカナを使いまわしてみたいです。「脱文学青年」がぼくの就職活動の一つのテーマでもあり……。 

04/03/11  浜松町ってどこだよ
 昨日は合成繊維で、今日は天然繊維の会社に行く予定だったのですが駅を間違えて説明会の開始時刻に間に合わず遅刻するくらいなら行かない方がましだとい う潔癖症から結局そのまま引き返して帰りました。地下鉄の浜松町駅とJRの浜松町駅というのはほとんど同音異義語ですね、なんであんなに違うところ に……。今日の反省は、訪問先の会社の場所を確認するのにどんなに注意深くしてもしすぎることはない(なんか和文英訳みたいな文章だ)ということでしょう か。
 そんなわけでネタがなく時間があまり、こうしてトップページ普請中です。あーあ。 
※後註:「地下鉄の浜松町駅」とあるのは都営新宿線の「浜 町」という駅のことです。二重に勘違いしていました。でも発音も似ているし、まぎらわしいですよね。

04/03/12  芥川賞その後のぼやき
 今日は市谷の私学会館まで■■■の説明会を聞きに行ってきました。惣菜の会社です。去年サークルの部誌を作った時にお世話になった印刷会社が 私学会館の真横にあるのでなんだかなつかしかったです。
 やたら「私服でけっこう」を強調する会社だったので、とはいえみんなリクルートスーツで来るんだろうという予想を立てつつ私服で来てしまった自分が浮い ちゃっている感を味わいたかったので私服で行きました。案の定二百人くらいいる中に数えるくらいしか私服で来ている人なんかいませんでした。まあでも、ぼ くはこの会社の面接も私服で行くつもりです。
 説明会はなんだか疲れました。社員が出てきてご自分の仕事内容なんかを経験を交えて話されるんですが、やっぱり最後は大言壮語しちゃって「ぼくはこんな 自分に誇りを持っています」とかナントカ、こういうの聞かされるとぼくは非常に疲れます。誇りを持っていますなーんて言っちゃっている自分も、本当はどこ にでもいる普通の人間なんですよ、っていう部分が欲しいのです。
 帰りは本屋で各界著名人の「蹴りたい背中」と「蛇にピアス」の読書感想文を並べた「芥川賞の衝撃」とかいう記事が読みたかったので文藝春秋を立ち読みし たのですが、うーん……。やっぱりみんな、一人残らず、作品を作品として読んでいないんですよ。作品の向こう側にあるらしい今時の若者像みたいなものにキ ラキラ目を輝かせながら味方すんのか俺はこんなもの理解できないと腹を立てるのか、どっちかなんです。感情的になりすぎている。小説なんだから、物語なん だから、そのレベルを脱さないで論じてくださいよ。身体改造なんてどこが新しいんですか、小説の世界じゃ使い古されたモチーフのひとつにもうなっています よ、それ以前にモチーフの新旧に小説の価値は関係ないでしょ。スプリットタンの「過激さ」に翻弄されて「俺が子どもの頃は」なんて昔話をされちゃあ小説を 読む楽しみなんてどこに行ってしまうんですか。「これは文学じゃない」なんて豪語しているつもりでいて、実は「これは文学じゃない」って言われることが新 しい文学にとっては最大のほめ言葉であることに、記事を書いたうちのお一方は気づくことはないでしょう。
 ぼくは「蛇にピアス」は物語としては成功していると思います。つまり小説という枠に自覚的に関わらないところで作者は勝負していくはずで、そうなるとモ チーフの新鮮さがどこまで続くかでこれから先の作品の質が左右されていくことになると思います。「どう書くか」というよりは「なにを書くか」に意識を使う ことになるはずです。「蹴りたい背中」はこれはもう冒頭からわかるように描写で攻めていく小説で、起承転結のある物語ではありません。これは「どう書く か」が問題なのであって、「世界が狭い」というのは全然批判にならないと思います。世界が広ければ優れた小説なんですか、誰ですか、そんな狭い小説観を言 い出したのは。狭い世界をどう切っていくのか、どうとらえていくのか、その結果として「さびしさ」とか「悲しさ」とかいう一つの名詞として表せない何かが 小説を読み終えた時に伝わってきていれば、それで大成功でしょう。芥川賞にふさわしいのは、ぼくは後者のような小説だと思うんですが、どうでしょうか。 やっぱり保坂和志に感化されすぎていますかねえ。うーむ。

04/03/13  適職検査にしてくれ
 メモライズ、午前中はさすがにスイスイ読み込みます。うちはダイヤルアップなもので、夜に書いてアップしようとするとやたらめったら時間がかかってしま います。
 来週の予定が決まりました。
  15日 ■■■適性検査
  16日 ■■■面接 ■■■説明会
  17日 ■■■説明会
  18日 一回休み
  19日 ■■■適性検査
 だから「適性」ってなんなんだよ! という叫びはおさえて■■■、■■■の教訓を生かしてしっかりこの土日はつるかめ算でもやることにします。  

04/03/14  再びスロー
 最近いい大人が順番を守らないこと多くないですか? とみにひどいのは駅の窓口です。清算しようと並んでいると後から前からどんどん横入りしてきます。 ぎんぎらぎんのサラリーマンならまだしもお年寄りもぐいぐい来ます。年取れば取るほどでっぷり構えて多少のことには微動だにしなくなるもんだとぼくは勝手 に思っているんですが、どうやらそうでもないらしい。
 だから急ぎすぎなんだよ! そんなに急いでどこに行くんですか。
 と言いつつ、ぼくもやたら歩くのが早かったりご飯食べるのが早かったりしていたので最近は本もゆっくり読み、ファーストフードもゆっくり噛んで食べ、自 転車もゆっくりこぎ、何か予定外のことが起きた時はまず「慌てない、慌てない」と自分に言い聞かせるようにしています。 

04/03/15  お世話になります
 ■■■の試験、受けてきました。まあ、ごく普通の「適性試験」でした。性格検査の方がほんとにぼくは嫌いで、苦痛ですらあるのですが、今日はもうある人 物像をでっち上げてそれになるべく沿うような矛盾のない回答に終始しました。問題をよくよく見てみると同じ質問の組み合わせが出てくるんですよね、そこで 始めと違った答えを書いちゃまずいのでそのことだけに頭を使いました。だいたい、「あまり深く考えずにお答えください」なんてよく言えたもんだな。考えな くていいようなものをわざわざやらせるな! ホントあの心理テストは見るだけで腹が立ってくる。
 まあそんなこと言ってても始まらないのでうまく面接にたどり着けたらその時に不満をぶつけてやりましょう。
 明日はいよいよ初面接です。ぼくは中学受験のときも大学受験のときも面接のあるところは一つも受けなかったので本当に人生初の面接です。字のでかい本 (比喩です)には世話にならねえと思いつつ、メンタツを今日は買って帰りました。明日は午前に面接、午後にまた違う会社の説明会なので大変です。  

04/03/16  テンションで押す
 今日は午前中■■■の一時面接でした。行く途中、自転車に乗っていたらすっ転んでズボンの膝がやぶけてしまいその時点で泣きそうになって帰ろうかと思い ましたがなんとか行きました。本社の会議室に着くとテーブルに椅子という形だったので膝が隠れてほっと一安心でした。集団面接で一対四だったのですが、受 けているのがぼく以外三人とも女性でいやがおうにもテンションが上がりまくり、面接中も三流のお笑いタレント並みに喋りまくり、面接が終わった後も四時間 くらいはテンションが下がらずマックで昼飯食っているときも電車に乗っているときも隣の人にもう少しで話し掛けそうになっていました。面接はまあ、ぼくの 中では自分が出せたと思います。就活で感じた不満などぶちまけてきました。ホントぶちまけるという感じだったので今日の反省点は人と話しているということ を忘れない(たまに独り言モードに入ってしまう)、相手の目を見て話す、ということでしょうか。■■■は好きなのでまた行きたいですねー。
 午後は人形町へ移動、■■■の説明会に行ってきました。説明会だけかと思っていたら最後に試験をやったのでびっくり。問題数が少なかったのでたぶん全問 正解くらいのレベルじゃないと通らないんだろうなー。
 家に帰ってメールをチェックすると■■■の書類が通っていました。つぎはやっと説明会です。応募者が多いところは道のりが長いですね……。
 そんなわけで今日は疲れました。でも二社くらいで疲れていてはダメだそうで、■■■の人事の方は一番忙しかった時は一日五社回ったと言っていました。 ひゃあ……健康に気をつけないとホントいけません。 

04/03/17  文具!
 今日は■■■の説明会に行ってきました。昨日の■■■と目と鼻の先でした。ちなみに人形町には谷崎潤一郎生誕の地とかいうのがあったんですが見てみる と単にビルの壁に「谷崎潤一郎生誕の地」と彫られたプレートが張り付いているだけでどこがそれなのかさっぱりわかりませんでした。さて、説明会はごくごく 普通。■■■だけに新商品のボールペンをいただきました。筆記距離を長くするためにはインクをただ増やすだけではダメでボールペンの先のボールの耐久性 を上げたりいろいろ大変なんだそうです。好きな文房具の会社だけに楽しかったです。
 さてさて■■■のエントリーシートが通り、社員懇談会というなぞのイベントに招かれました。したがって来週の予定はほぼ下のように確定。
  21日 ■■■社員懇談会
  22日 ■■■一次面接
  23日 ■■■説明会
  24日 ■■■説明会
  25日 ■■■説明会
 ■■■は書類落ち。女性が異常に多い会社なので期待していたのに……なにをって? それは秘密です。
 こう来ると週のすべてに何かイベントをつっこまないと美しくないという気さえしてきます。いろいろな業界の説明会を回りたいのですがちょっとネタ切れ気 味。まあ休む時はしっかり休むことにします。

04/03/18  ビールだビールだ■■■ビールだ
 突然家にぼく宛で缶ビールが二本届けられました。なんか懸賞でもあたったのか? と思ったら、■■■ビールにエントリーしている人に会社が送ってくれた みたいです。ぼくはエントリーだけしてエントリーシート書くのがめんどくさくほったらかしにしてもう忘れかけていたところだったのでびっくりしました。 え? ビール飲んで企業研究してちゃんとエントリーシート書きなさいってことなんですか? いやー、もう誰もが当たり前のように知っている企業には興味が なくなりました。なんとは言っても大学に入ってロシア語を二外に選んだ男ですから、目指すは「マイノリティーの中のマジョリティー」です。鶏口になるので す。
 でもビールはしっかり「ご賞味」致しました。この場をお借りして■■■ビール株式会社にお礼申し上げます。ふとっぱらだなあ。 

04/03/19  ダウナー系で
 ついに風邪ひーちまいました。といって大した風邪でもないんですが、かるーくのどがきついです。
 そんなわけで頭がボケボケのまま■■■の適性試験を受けてきました。すごい簡単でした。ということは、一問でも間違えたら落ちるということで しょうから、あまり期待できそうにありません。試験が終わると自社製のりんごジュースを振舞ってくれました。あー、風邪の身にはありがたい一杯でした よ……。明日はバイトも休みなので一日ぐでぐでして療養したいと思います。 

04/03/20  雪です
 雪ですよ。外に出る用事がなくて本当によかった……。そういえば何年か前も桜が咲いてから雪が降ったことがありました。あの時はもう桜も満開気味の時分 だったので今でも印象に残っていますね。詩人なら手を尽くして描写するところですけど、あいにく私には詩人の筆がない、とか森鴎外なら言いそうなところで す。
 今日は家で履歴書でも書くことに……、あ、履歴書切らしてるし、写真も採ってこないと無いし……うー、外でたくねえ。 

04/03/21  頭痛が痛い
 今日は■■■の社員懇談会に行ってきました。こぢんまりと先輩社員と質疑応答というもので、一次面接の前に全員出席してもらうというということなのでま さ か質問を一つもしないから落とします、というようなものではありませんでした。ほッ。やっぱり営業は相手によっては泥臭い仕事だそうです。その泥臭さをぜ ひとも温室培養されたぼくの小説にも取り入れたいですね、と無理にでも自分に言い聞かせてみたりして。
 その後は日比谷でサークルの先輩らとお茶しました。文学ってほんっとーに、いいですねえ。明日は面接を入れておいたのですが急にやる気がなくなったので キャンセルしてしまいました。かわりに■■■の自己アピールシートに全力投球したいと思います。形式が自由だとなかなか難しいですよね、まさか今ま で書いた自分の小説を全部持っていくわけにも行かないし……。自叙伝でも書くことにします。 

04/03/22  就活からの逃避
 柄谷行人の「日本近代文学の起源」がやたら面白かったので敬遠せずに読んでみようと思い立ち、講談社学術文庫に入っている、やたら表紙のそっけないやつ を四冊ほど買ってきて読み始めました。……むずかしい。なーんとなく言っていることはわかるようなわからないような、ニーチェとソシュールはちょっとかじ りましたが現象学については無知なので読みこなすにはまだまだ他の勉強が必要のようで。
 イタリア語も始めていつのまにか多忙にまぎれてしまい、また昨日から再開しました。とりあえず所有格まで。あと、就職試験の常識問題をやっていたらクー ロンやらキルヒホッフやら意味不明なので物理の実況中継を買ってきて格闘しています。別に必要ないけど、何となく理系科目がやりたくなった。いつも突発的 に思いついて始めるんですが、あんまり長続きしなかったり。でもきっかけは逃さないように、という心がけです。山本義隆の著作を読んでみたいというのもあ るし。まあ、せいぜい高校時代の挫折を乗り越えてやります。 

04/03/23  品川はビルばかり
 今日は三時から■■■の説明会に品川まで行く予定だったので、その前に学校によって必要書類をそろえておこうと思い大学に行ったら新入生の健康診 断で通常業務をやっておらず、無駄足踏みました。時間に余裕があったのでサークルの後輩らと合流してビラ配りなんぞ二年ぶりにやってみました。今日は後期 の合格発表でもあるんですね。名物を胴上げを見ると初心に返ります。
 ■■■はちっちゃい会議室に計八人集まり、しかも男はぼくだけでした。さすがにこの比では圧倒されてしまいました。自分のノリに持っていけなかっ たのがちょっと悔しかったりして。そして珍しく東大生がいました、いや、それだけですけど。
 ■■■は筆記試験通過しました。これはけっこう嬉しい。こういう小さな喜びを大事にしたいと思います。 

04/03/24  ビルを見下ろす
 今日は■■■の説明会に行ってきました。大崎です。昨日の品川の隣の駅です。ビルの23階が会場で、すごい、もう、それはすごいいい眺めでした。午前中 だったのでまだ日も出ていて、東京湾はきれいだし、東京タワーもドコモの本社ビルも低く見えました。サッシ業界はこの前聞きに行った■■■とトステムが 大手で、他の会社は専門性で勝負ということで、昨日も合成繊維業界は東レ、帝人が大手であとの三菱レイヨン、クラレは専門性で勝負という話とかぶり、あん まり大手で薄利多売するよりは多少小さくてもスペシャリティのあるところが自分に合っているのではないかなあと、思いました。今日は、だから建材というこ とになるんですが男ばっかりで、いったい昨日との差はどこから来るんだろうかと頭をひねってしまいます。食品は女性が多いのはよくわかるんですが。
 午後は学校によって昨日もらえなかった健康診断書をもらってきました。 

04/03/25  サークルみたい
 今日は■■■の説明会に行ってきました。おしゃれな雑貨とかデザイン文具の会社です、ということもあって、小さい会議室に五十人くらい集まって男性は五 人ほどでした。あー、アレもここが作っているのかあ、という発見がたくさんありました。百人くらいの会社なので、社長も出てきて社の理念など説明してくれ ました。なかなか和気あいあいとした、サークルみたいな会社でした。
 ■■■は一次面接通過! 次は二次面接です。うれしいなあ。来週の予定もだいたい決まりました。
  29日 ■■■説明会
  30日 ■■■筆記試験、■■■説明会
  31日 ■■■リクルーターと会う
   1日 一回休み
   2日 ■■■一次面接
 うーん、こうやって書くとなかなか順調に見えますね。しかし気を引き締めて、臨みたいと思います。 

04/03/26  でかすぎる自社ビル
 今日は■■■の説明会に行ってきました。さすが財閥、ビルがでかい、自社ビルであの大きさはぼくが見た中では最大です。小さい会議室に二十人くらい。 やっぱり化学業界ってマイナーなのかしら? 合繊なんかと違ってかなり川上に近い会社なので石油輸入して精錬するところからですから、さてさて、そんな大 きな仕事、ぼくなんかにできんのか、という感じで説明を聞いていたんですが、やっぱり身の丈に合いそうにありません。将来的な勉強のつもりで受けてみます がね。
 電話が二本。■■■筆記通過、■■■も筆記通過、いずれも一次面接へGO!、です。
 昨日に増して順調そうに見えますが、もちろん落ちてる会社もあるのよん。書かないだけ。 

04/03/27  遅延気味
 メールの調子がすごく悪いです! フリーコム、頼むぞ! 会社から大事なお知らせがあったらどうするんですか。てゆうか、今週中にメールするといってい たあの会社の結果が気になるじゃないですか。便利すぎるとこんな時不便ですねえ。 

04/03/28  メール復活
 今日もパソコンの前でばしばしエントリーをしています。化学業界です、ねらうは。といっても、調べれば調べるほど実はたくさん会社があることに気がつき ました。素材と一言でいっても繊維、金属、セラミック、プラスチック、ガラス……、とたくさんあるんですね。そしてライオンはカテゴリーとしては化学会社 なんですね。
 就活は早く本気になったやつが勝つとよく言いますが、だいぶ本気になってきました。
 よく「質問はありますか」と説明会では聞かれますがぼくとしては「いや、質問はいいから俺の話を聴いてくれ」という感じなのでぼくの話を聞いてくれると ころに入りたいですね。そして説明会で会った会社の人の中に「ああ、この人に俺の話を聞いてもらいたい」という人が一人でもいると、不思議です、書類も筆 記も今のところ百パーセント通って面接に行けているんですよ。
 ろくろく話も聞かず書類一枚でこの俺を落とした会社! お前らなんかこっちから願い下げだかんな! 諸子百家の気分です。 

04/03/29  肩の力を抜かねば
 今日は■■■の説明会に行ってきたのですが、周りがけっこうキャリア志向っぽい人が多くて辟易しひとつも質問できずに帰ってきてしまいました。周りに飲 ま れると急に押し黙るのが、ぼくのよくないところです。「今日の俺は――閉じてるヤツ?」って感じです。でも、あんまり説明会に行ったから興味が増したとい うわけでもなく、人事の人も「社員には自分の言葉で話すよう言っておりますので」と言いながら、でも自主性って強制されたら死にますから、案の定「俺は」 の話も聴くことができませんでした。と言ってこっちから仕掛ける気も今日は起こりませんでした、いかんいかん。ちょっと肩の力を抜かないといけません。眉 根のしわはどうしたら解けるんでしょうか。気がつくと目の前にいる社員をにらみつけていることがあるんですよね。。。
 かえってメールをチェックすると■■■の書類が通っていて説明会へ行けることになりました。四月も二十日くらいまでもう完全に予定が埋まっちゃって います。そのわりに進展が無いのでもどかしい。 

04/03/30  初乗り190円
 今日は■■■の説明会に行ってきました。天王洲アイルってどこだよ。羽田行きのモノレールに乗って一駅のところです。そして「■■■」ってなんだよ。何 でも製品として始めて作られたプラスチックの商品名だそうです。説明して下さった方のしゃべり方が高校の時に通っていた予備校の英語 の先生に似ていたのでなんだか熱心にメモを取ってしまいました。
 説明会のあとは30分ほど面接。ばっちり「次もお呼びしますから」とのお答えをいただきました。面接官もすごい話しやすい方(かた)でこちらが50のこ とを言うと100にしてフィードバックしてくれて、こちらの言いたいことも自分で明確になり、聞き上手は話し上手(普通は逆か)とはこの人のことだ、とえ らい感心してしまいました。「○○さんは(ぼくの名前ね)ぱっと見、経理が向いてるんじゃないですか」と言われました。どうなんでしょう? でも経理は数 字を扱うばかり じゃないらしいです。もっと面白いんだそうです。面白いならやってみたいですね。
 今日はこっちも勉強になり、二次面接にもいけるしなかなか充実した日でした。明日も■■■です。■■■です。■■■という会社もあります。ま ぎらわしいですね。 

04/03/31  二分の遅刻
 今日は■■■のリクルーターの方と会ってきました。新宿で大江戸線に乗り換えるのに大変まごつき、遅刻ぎりぎりで走っていったら二分遅刻しまし た、カッコワリイ。お茶を飲みながら鉄について話しました。土曜日にまたお会いする約束をして今日は終わりました。そういえばビルの入り口が例の回転ドア になっていたのですが使用不可になっていました。けっこうあれいろんなところにありますよね。大人が通っても危険を感じます。というか、あの一つのスペー スには人は二人はいるものではないのかなあ。一人ずつ入れってことなの? 誰が考えるんでしょうね、ああいうドアって。
 今更業界地図の本を買って勉強です。自分の行きたい業界が定まってきました、っていうか遅すぎです。もう説明会終わってるところもぽつぽつ見え始めてい ます。もうちっと早くからやっときゃよかった……でも焦らないとやらないからこれでいいのかな。こうなるべくしてなったんでしょう。
 実況中継の物理、上巻がやっと読み終わりました。式はほとんどわかりませんがまあ内容はだいたいわかったような、わからないような。とりあえずケプラー はどうしてあんなことを思いつけたんでしょうか。ありえん。 

04/04/01  質問に答えなさい
 今日は■■■二回目の面談に行ってきました。一回目と同じですね。「大学時代にやったことを教えてください」と聞かれたのに、いわゆる自己アピールばっ かりしてしまったのが悔やまれます。質問には的確に答えましょう。これが今日の反省。でも次からはかなりしぼられるようです。へらへらしていたら落ちま す、きっと。ああ、どうか次に進めますように、素材やりたいんだよなあ。
 そういや、前回もそうでしたけど、四人で面接受けて、帰るときは必ず「ぼくと三人」みたいな雰囲気になるのはなぜ? そんなに俺は変わり者か!? 小説 書いているやつが就活しちゃいけないかね! きっとわかってくれる人はいるさ……パトロン探しは続く。ちなみに「生きるとは造花と〜」の第八章はもう少し でできる予定。一週間で二枚という遅筆。「黄泉返り」なんて冗長なだけのツマラン映画見ている場合じゃありませんでした。
 明日も面接だ、がんばるぞ!  

04/04/02  家庭の幸福は諸悪の本
 今日は■■■の一次面接を受けてきましたが非常に不快な面接でした。なんなんですか、あの質問は、小学校の作文じゃないんだからさあ。ああいう当りさわ りのない、なんとでも言える、大言壮語、口八丁手八丁な人向けの質問にぼくは答えたくないんです。むなむなしい、そらぞらしい言葉をぼくは並べたくないん です。もっとガチンコ勝負で面接官とやりあいたいんだよ。面接官と共犯関係になりたくないんだよ、「将来はどうなりたいですか?」「常に上を目指したいで す」みたいなさあ、何も生み出していない。それで何かわかるんですか、面接の役に立ちましたか。もっと他に聞くことが無いんですか。あー、もう! アホな 質問ばかりで、最初はかなり高かったテンションもがた落ちで最後はかなり横柄でした。落としたいなら落とせ! ルンペンを飼っておく余裕が無いならこっち から願い下げだ!
 とはいえ、かなりぼくはその採用の方法に共感の持てるクラレに対してもその手の掲示板など覗くと「なにを聞きたいのかわからない」「基準が不明瞭」とか 書いてあって、なかなか一筋縄では参りませんなあ。ぼくはとにかくどこにいっても同じことを言い続けます。それを受け入れてくれるところに入ります。
 明日はまた■■■のリクルーターと会います。一対一の方がじっくり話せるのでぼくとしてはうれしいです。確かに、全ての人と1時間じっくり話せる余裕 は社会に出たらないのでしょう。そのために短時間で自分のことを相手に知らせる技術も必要かもしれません。でも、しかし、ぼくは、全ての人と1時間じっく り話し合う努力を続けたいんだ。人間関係に効率なんか持ち込みたくないんだ。
 はあ。 

04/04/03  「意識が低い」
 今日は■■■のリクルーターの方と会ってきました。イヤー、今日はかなりつっこまれました。就活もう一度出直しって感じです。以下、箇条書きにしてみ ます。
 だから、小説を書きたいということを隠してもよかった。それを言うならば、アピールにつながるように使わなくちゃダメだ。持っているものを最大限活用し なくちゃ、もったいない。
 「いい小説を書くため」という目標に修練させていけば、それはそれで強力な志望動機になりうる。ただあれもできますこれもできますやらせてください、 じゃダメなんだ。
 というわけで、もう一度考え直してみます。就活を、じゃないよ、志望動機を、だよ。 

04/04/04  意識を高めるのはあと一年はかかりそうじゃ
 やっぱりちがうなあ。別に小説を書くことを直接仕事に生かしたいなんて考えてないし、小説を書くために仕事をやるのでも、仕事をやるために小説を書くの でもない。もしそうだったら、それはかなり小説に対しても仕事に対しても冒涜になると思う。ぼくが見て欲しいのは、仕事なんてのはぼくはできるんだから、 今まで一応二十年、一生懸命生きてきた、その一生懸命さ、というか。別に就職するために生きてきたわけじゃないし、だからと言って就職したくないわけじゃ ないし。今までやってきたことと仕事とは別。それは会社側も言っている。知識は求めていないと、ポテンシャル採用なんだから。でもそのわりに、「会社に 入ったらなにをしたいですか」って聞くのはやっぱりどこかおかしいと思う。学生はどう答えなくちゃならないかと言ったら、サークルで代表やっていたのでそ れが役に立つと思います……って、役に立つわけねえだろ。サークルの代表やってたのは、そのサークルのその人間関係の中で可能だったんだし、就職のために 部長やっていたわけでもないし、部長やっていたことと就職とは別だし、別だと、向こうも言っている。だから、未来についての言及は何もできない。できたと したら、それは大嘘、それこそ口八丁手八丁になる。もちろんその会社に入るために大学時代就職塾なんかに行く人もあるかもしれませんが、世の大半はそうで はない。バブルの恩恵をこうむった連中は「会社を選べ」と言うが、同じ感覚で我々に物を言って欲しくない。会社が我々を選ぶのが現状だ。ぼくは会社に媚を 売りたくない。これまで一生懸命生きてきた、それをそのままの形で見てもらって、評価して欲しい。今までやってきたことを無理に仕事につなげようとするか らどこかに無理が働く。それが「意識が低い」と言われれば、その会社はそういう考えなのだろう。
 ぼくが■■■の面談で聞かれたのは就職活動に関すること、会社選びに関すること、学生時代に関すること、の三つ。決して仕事とこれまでのことを結びつけ て話させるようなことはされなかった。現在と過去について。だから、おそらくこういう採用スタイルに不満を抱く人は仕事に対する「意識が高い」人なんだと 思う。それはそれで結構だと思う。でも、やっぱり小説を書いてきて、曲がりりなりにも言葉と向き合ってきたぼくとしては、うそざむいことは絶対に言いたく ない。相手を説得することが必要悪だとしても、ぼくは自分とかけ離れた言葉を使いたくない。■■■はよかった。■■■に落ちたらぼくはそれこそ行くところ がありません。結果がオソロシイ。
 来週の予定
  4/5 ■■■一次面接
  4/6 ■■■説明会
  4/7 ■■■一次面接、■■■説明会
  4/8 ■■■説明会
  4/9 ■■■一次面接
  4/10 ■■■一次面接
 学校はいつからなんですか?

04/04/05  「こっちが面接受けているみたいでしたよ」と言わせた
 今日は■■■二回目の訪問。一次面接、というか社員との面談でした。会議室に通されて自分のほかに誰も来ないなあと思いながら待っていたら入社一年目 の若者が来ました。一対一で一時間も時間をとってくれるなんてなんて贅沢な! すばらしい会社です。わりと仕事の内容よりはぼくの言いたいことをぶちまけ てきた感じで、すっきり。ほんとに選考の面接の時はもう少しかわいこぶったほうがいいのでしょうかね。とりあえずまたお呼びしますとの回答を得て帰宅の途 に。
 帰りにマックによって、新発売のチキンフィレオを食べました。店員がレジ打ち間違えてお釣りも間違えて400円で600円分食べました。ははん。  

04/04/06  プチ圧迫(主観)
 今日は■■■の説明会兼一次面接に行ってきました。説明会はメモを取ろうと思ったら会場を真っ暗にされて何もかけませんでした。電気全部消さなくてもパ ワーポイント見えますよー。面接は三人対面接官一人。こんなところで落とされてもせんかたないので笑顔でアピールしてまいりました。でも面接官がリアク ションの重い方で、これにつられてはまたいつものようにダラダラしゃべってしまうわいと思い、そこは気をつけました。
 そして今日はミスチルの新しいアルバムを買いました。感想はまたおいおい書くことにしましょう。三島も二冊購入。「鏡子の家」「文章読本」。隣のレジの 人は「あなたにもできる睡眠術」とかいうのを買っていました。気になります。 

04/04/07  名前にまつわるエトセトラ
 今日は疲れました。三社回りました。
 まず午前中、10時15分から■■■一次面接。社員三人対学生四人。結構お堅い感じでしたが、まあふにゃふにゃといつもどおりにいつもと変わら ず答えてきました。本社の入っているオペラシティーは回転扉しかなくて、まだ回っていました。あれもどうするんでしょうね。
 お昼を食べにロッテリアに入ったら後ろに座っているカップルが「絶対ショウジさん俺のこと嫌いなんだよー」とか噂しあっていました。「ショウジさん」は かなり熱血漢のようでした。
 午後は芝大門へ移動。1時半から■■■です。ソーダだけなのかと思っていたらここも○○化学みたいに総合化学メーカーのようです。すごいテンションの低 い会社でした。「英語ってどれくらい使いますか」との質問に「いやー、あんまり使わないよねえ、電話の受け答えくらいで」。そのあと一次試験として英語の 試験をやらされました。なかなかウィットに富んだ会社のようで。
 大手町へ移動して5時から■■■の「東大OBによるセミナー」に参加しました。たまには学歴を使ってみちゃったりして、えへ。でも法学部っぽい人ばっか りでしたね。「正直、遊びで来た」とかほざいてたヤツもいたし。こっちは本気なんじゃい! キーッ。法学部生のああいうところは大嫌いです。あ、そうだ、 「ぼくの上司もショウジっていうんだよ」と社員の方が言っていました。なわけで今日は見えないショウジさんと二つも接点がありました。
 明日も朝からです。せっかくシラバスをもらってもこの分じゃ学生の本分に戻るには当分かかりそうです。くそッ、くたばれ経団連。4月から採用活動を始め るとどうして学業の邪魔にならないのかぼくみたいなアホにもわかるように一から説明していただきたいところですね。何のための組織ですか。テコンドーを思 い出します。くそッ。くたばれ経団連。二度言っちゃった。

04/04/08  半睡のうちにぼくは……
 今日は午前中、■■■のリクルーターの方と会ってきました。開口一番「どこでこんなマニアックな会社知ったんですか」と聞かれました。なんか、会 社の大小とか有名無名とかってあんまりわかんないですね。ってゆうか、知らないことが多すぎるので……。ざっくばらんに1時間しゃべりました。一対一だと やっぱりいいですね。社員の方も気さくでいい方でした。
 午後は浜松町へ。結構いろんなところに行っているようで、そうでもないんですよね。乗換えで使ったり、繊維系はわりと東京、人形町、三越前、とかあの辺 にかたまってあるので最寄り駅が違っても案外似たようなところに行っています。浜松町と言えば芝浦ですから本当なら東芝でも行くところなんですが(でかい ビルはありました)、私は■■■に行ってきました。逆にぼくはこっちの方がマニアックな会社かなあと思っていましたが会場満員でしたよ。午後のうらら かな日差しを浴びてほとんど寝そうになりながら聞きました。
 昨日試験を受けたばかりの■■■から留守電。面接に行けるのかな、きっと。
 明日も朝からです。とか言って、もし社会人になったら毎日朝から会社か。 

04/04/09  大人同士
 今日は■■■の面接に行ってきました。まだ自分が素材業界に対する志向が固まる前に試験など受けた会社なので、今現在では残念ながらそれほど興味のない 会社です。ただ、説明会にいた人事の方に対してはすごく興味を持ったので。行くと当のその方との一対一の面接だったのでよかったです。面接官対学生、とい うよりは同じ大人同士の話し合い(別にぼくが大人だと言うわけじゃないけど)、という感じで、二次面接に行ける行けないという結果よりも、この人と話せた ことそのことがぼくにとっては収穫でした。素材のほうに興味があるとぼくも言ったので次も呼ばれることはまずないと思いますが、なんというか、ああいう自 分の哲学を持っている多少アカデミックな匂いのする人が泥臭い企業社会の中にいるんだということを知ることができただけで勇気付けられました。
 受験の時とおんなじだ。受かる受かんないなんて、本当はどうでもいい。その日一日、その会社で出会った人に対して一生懸命になれたか、それだけでいいと 思う。来週に控えた本命企業の面接に供えて戦々兢々するよりも、たとえ志望の低い会社であっても目の前に座っている面接官と真剣勝負をすることだ。それが できていたら、その日は百点、それでいいじゃないか、と思う。
 明日は今のところ本命の東レ一次面接です。
 来週の予定は
  4/12 ■■■一次面接
  4/13 ■■■一次試験+二次面接、■■■説明会
  4/14 ■■■のリクルーターと会う、■■■説明会
  4/15 ■■■一次試験、■■■リクルーターと会う
  4/16 ■■■一次試験、■■■説明会
 学校は……行きたいですが、なんとも……

04/04/10  墓穴掘って、穴があったら入りたい
 やっちまった……■■■、完璧に不勉強が露呈してしまいました。ああ、やっちまった……。
 嘆いていてもしかたがないので明日からのために面接時の注意点
 やっぱりPR点をノートにまとめておこう。今日みたいに途中でしくじって頭真っ白になっても後半で巻き返す余裕が欲しい。なんたってその会社の面接はそ れ一回きりなんだからなあ。あれ、先週も土曜日はへこんでいましたね。でも先週よりは確実に成長しています。来週、再来週と経るにつれてきっといい方向に 行ってくれることでしょう。焦らない、焦らない。

04/04/11  志望動機が死亡動機
 30社は落ちないと内定はもらえないとよく言うでしょ! この不況だ、60社は落ちてみようぜ! 思いっきり世間の冷たい風に当たってみようぜ! それ が貴様の人間としての試金石だ、甘ったれんな!!
 履歴書書かなきゃ…… 

04/04/12  電話が来ない!!
 「オレンジデイズ」に感情移入している場合じゃないぞ! あー、電話が来ない。
 今日までのことは全部なかったことにしてくれ! 明日からの面接でまきかえしてやる! 嘘も方便。本当にやりたいことの必要悪なら、それなりの覚悟で臨 め! テンションとパワーと根拠のない自身と馬鹿みたいなポジティブシンキング。俺はその全てを軽蔑してきた。しかしそんなことは言ってられない! とに かく、変わらなきゃ! 脱文学青年をせっかくかかげたんだから、それを実現させよう。文学の内側にいては文学は実現できない。経験が必要だ。嘘も方便。
 明日からの面接はもっと押していきます。恥をかいてやります。思いっきりフライングしてやります。以上。明日も早いのでもう寝ます。電話は待ちません。  

04/04/13  初心にもどって
 ここ二日の日記はどうも取り乱してしまいました。せっかく日記を書くなら自分自身との距離をちゃんととりましょう。ってことで、本調子に戻ろうと思いま す。
 今日は午前中、■■■の筆記試験+二次面接。朝はおなかが弱いのですがGO!GO!7188を聴いてノリノリで満員電車を攻略し体調絶好調で 天王洲アイルの会場に行きました。参加者は計、三人。男三人で控え室にちぢこまって「少ないよねー」とこそこそ話しました。■■■、いい会社だと思うんだ け どなあ。相当マニアックなのかね、やっぱり。筆記試験はぼろぼろでした。算数終わらなかったし……。試験の後面接で、一対一。重役! という貫禄のおじ様 と広い会議室に二人きり、革張りの立派ないすに座って面接しました。さすがに「アルバイトはなにをしていましたか?」なんて馬鹿な質問はなく、仕事と小説 の兼ね合いについてつっこまれました。
 私「三島みたいに仕事とプライベートを峻別してやっていくって方法もあると思うんですよ〜」
 面「でも三島は九ヶ月で大蔵省辞めてるだろ、あんなの働いたうちに入らないよ」
 私「そ、そうですね……」
 そんなつっこみは初めてでした。山口瞳や開口を輩出したサントリー広報部についてもおっしゃっていたので、文学にそれなりの造詣がある方のようでした。 今まで「へー、小説書いてるのすごいね」で終わる面接ばかりだったので少しうれしかったです。まあ、とりあえず結果は待たないことにして、次へ、次へ!
 午後は■■■の説明会です。リクルーターの方に二人会って以来音沙汰がないので出直すつもりで参加してきました。最初はプラスチックだろ! と根拠も ないこだわりを持っていましたが■■■も面白そうですね。■■■は■■■、国内シェア100パーセントだそうです。
 今日は■■■、明日は■■■。がんばるぞー。

04/04/14  どっちがどうなんじゃい
 今日は■■■のリクルーターの方とお昼を食べました。フツーの人でした。けっこう雰囲気的にはぼくと合っているかもしれません。がむしゃらな仕事 人間というわけでもなく。工場勤務は朝が早いけど夕方には工場が終わるのでその後はけっこう自分の時間が取れるそうです。総務なんてのはほとんど雑務で、 宿舎にできた蜂の巣を取ったりするそうです(もちろんそれが全てじゃないけど)。テンションは低いんですがなかなか面白い話を聞けました。
 午後一は■■■の説明会。けっこう人が集まっていました。同じ素材メーカーなのに■■■との違いはいったいなんなのでしょうか。ナゾです。三時間 半という長丁場で、途中一番前の席に座っていながら寝そうになりました。説明会自体はあんまり面白くなかった。試験もやらされ疲れました。エントリーシー トも書くとこ多いし。
 移動時間30分というギリギリのスケジューリングで六時から■■■のリクルーターの方と会いました。あんまり……まあ、若い社員だったってのもあるかも しれないけど、びみょう。最初は相手のノリに合わせて盛り上がっていったのですが、「いや、最終的には小説を書きたいんですよ」と言ったとたん相手の顔が 曇りました。そして明らかに時間を早めに切り上げて帰されました。なんだかねえ。まあ、こういうのを相性が合わない、縁がなかった、とでも言うんでしょう か。
 やっぱり小説を書くことをアピールポイントにするのは難しい。でもこの難しさとつきあうことが宿命なのでしょう。とにかくあきらめない。主張し続ける。
 ■■■から電話、二次面接へ、課長クラスの方との面接とのこと。■■■から電話、もうちょっと話が聞きたいとのこと、電話を持つ手が震えた。もう1本電 話があったけど地下鉄で出られなかった、気になる。
 いろんな人がいろんなことを言いますが、■■■のリクルーターの方がおっしゃっていたように十分に悩みたいと思います。就活はたぶん、たとえ職を得られ な くとも、それ以上に得るものがあるように思えてきました。
 明日もがんばります! 

04/04/15  気が抜ける
 というわけで、今日は■■■の試験を受けに行く予定だったんですがなんだか気が抜けてブッチしました。履歴書書くのもタルイし。なので昼くらいまで家で ぐだぐだして、午後は学校に行き教育実習の書類をもらいました。楽しみだなあ、実習。
 そのあとは東京駅で■■■のリクルーターの方と待ち合わせて夕ご飯をご馳走になりました。しかもビール付きです。久しぶりにうまい酒を飲んだ……就活生 の快楽ですね。つかみもばっちりで、「けっこう考えてないやつもいるんだけど、きみはぼくが就活していた時よりも一歩先に行ってるね」と言われました。う れしいなあ。昨日の■■■とは大違いです。体質的には■■■の方が合ってるかもしれませんね。次は月曜日に会います。
 ■■■から電話。この前凹まされた方からじきじきに電話をいただきました。「またエントリーしたんだって? かなりやる気だね〜」と好評価(?)。土 曜日にまたリクルーターの方と会うことになりました。落ちた企業でも説明会とか二次三次と募集やっていればどんどんチャレンジすべきです! そのほうが逆 に評価されるかもしれません。それなりのリスクはありますけど……とにかくもうあの時の俺じゃないってところを見せたいですね。
 ■■■、■■■ともに日程調整。明日は■■■の説明会の予定でしたがキャンセルして■■■に行ってきます。実質三次面接。
 ちなみにこれまで落ちた企業を列挙すると■■■、■■■、■■■、■■■、■■■、■■■、■■■、■■■、■■■、■■■、■■■の11社。まだそん なもんか。
 持ち駒調査
  ■■■(これから三次面接)
  ■■■(エントリーシート提出、結果待ち)
  ■■■(これからリクルーター三人目)
  ■■■(これからリクルーター二人目)
  ■■■(二次面接結果待ち)
  ■■■(リクルーター一人と会い次回の約束をしたにもかかわらず連絡なし)
  ■■■(これから二次面接)
  ■■■(これから試験)
  ■■■(試験済み、エントリーシート作成中)
  ■■■(これからリクルーター三人目)
  ■■■(これから説明会)
  ■■■(これから説明会)
  ■■■(これから説明会)
 うーむ、先は長そうだ。

04/04/16 ぼろぼろ

 ■■■惨敗。いきなり話が飛んだ。まあ、最初からずれていたと言えばそれまでですが。とりあえず「模範解答」は仕入れたので今後の武器にはなります。 はっきり言って、落選通知のための面接という感じでした。
 なんてことを書いていたらメール着信、新潮社の新刊速報です。中島義道「働くことがイヤな人のための本」がついに文庫化です。読みたかった本なので発売 が待たれますね。
 あー、ちょっとがっくりだなあ。最後は結局自己言及にたどり着くのかあ。
 今日はまとまりません。もうすこし時間をおいたら冷静にまとめてみることにします。今日はこのへんで。 

04/04/17 撤退ではなく転進

 今日は■■■のリクルーターの方と会ってきました。■■■のホテルにどうやら社員の方がスタンバッているみたいで、連続三人の方と会いました。そして今 日もめちゃめちゃつっこまれました。昨日のことも含めてまとめると
 またものすごい個性の強い方とお話しました。文学部出の悲哀をよく理解なさっている方でしたのでもうホテルの一室は完全にカウンセリングルームでした よ……しかし、まあ、とにかく前向きになってきました。やっと就活に対する心構えというか、割り切りというか、覚悟というか、そういうのができてきたよう に思います。ここまで来るのに長かったなあ。明日からしゃべる言葉もかなり違ってくることでしょう。■■■のリクルーターの方にはぼくの人生相談に付き 合っていただき、誠にご迷惑おかけしております。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 

04/04/18 いよいよ学校か……

 来週の予定
  19日 ■■■のリクと会う&教育実習オリ
  20日 ■■■二次面接&教育実習オリ
  21日 教育実習オリ
  22日 ■■■説明会
  23日 ■■■のリクと会う ■■■説明会
 そろそろ決まり始めている人もちらちら散見せられます。しょーがない、ぼくは何も考えずに就活してきてしまったので。このままじゃ就活がトラウマになっ てしまいますよ……。 

04/04/19 有意義なる就活

 今日は■■■リクの方に夕食をご馳走になりました。またまたいい話を聞きました。
 やっぱり、「人」にこだわりたい。別に一人で仕事するわけじゃないんだから。数字を扱っていようが、その数字の向こう側にある生身の人間に想像力を働か せればがんばれると思う。それはたぶん、文学をぼくが多少なりともやってきたから言えることだ。とか、聞かれてしゃべりながら考えました。我ながらいい回 答だと思う。いや、別にウソ言ってるわけじゃないからね。
 土曜日に■■■リクの方に小説と仕事の両立について漱石の『それから』が参考になるから読んでみ、と言われたので早速読んでみました。目からうろこで す。
 つまり、パースペクティブが全く逆だったんです。世の天才は飯のために書きたくないのにお金を稼ぐ手段になってしまうところに苦悩が有ると思うのです が、もちろんそれはそれで贅沢な悩みだけど、(今のところ)凡才のぼくはむしろお金のために書かなくていい環境を選択できるならそれを積極的に選択すべき だ。それは誰の、何のためでもない、ぼくの小説のためなんだ。あー、なんかすごい憑き物が落ちた感じ。働きたいって、初めて思った。
 で、『それから』をお薦めして下さったリクの方からお昼に電話があり、明日また■■■に行ってきます。六人目のリクルーター。かわいがっていただいてお り ます。 

04/04/20 授業に出られん

 今日は朝から■■■の二次面接。「最初は質問に答えてもらって後はざっくばらんにお話しましょう」って……ホントこの会社のテンションの低さは本物で す。で、それとなく聞いたらテンションで仕事はできない、と、結局はここなんだよ、と頭を指差しておられました。なるほど。やっぱり文系で化学系に来る人 は少ないんだそうです。面白そうんだけどなあ。「面白いんだけどねえ」と面接官の方も繰り返していました。無駄なプレッシャーのない面接はいいですね。
 午後一は教育実習のオリエンテーション。東大付属の中・高等学校が会場で、はたのだいから歩こうと思ったら道に迷い、郵便屋さんに聞いてたどりつきまし た。大江戸で行ったほうがわかりやすかった。
 午後二発目はまた■■■まで行って■■■のリクの方と会いました。会う前に腹ごしらえしとこうとモスでピリカラ何とかとかいうホットドッグを食べたら冗 談じゃなく辛くて、胃の中が火事になりました。辛いの好きな方は300円くらいで食べられるのでお試しあれ。さて、ぼくはリクの間では評価が高いそうで、 あとは「きみの志望度合いだけなんだよ」とのこと。うーむ。結局、リクルーターの方の評価が高くても人事がノーと言えばノーで、そういう例は数知れずある から人事向けの対策をしなければなりませんね。これがリクルーター制の難しいところなんでしょうか。とりあえず明後日また呼ばれたのでそれまでに志望動機 を練っておく必要があります。正直、素材として見ると■■■もプラスチックもまだ同じラインだなあ。ただ、人という観点から見ると■■■はいい会社だと思 いま す。■■■の魅力についても考えてみましょう。 

04/04/21 寝たい、心置きなく

 教育実習オリ最終日は八時半までに付属中に行かねばならずがんばって六時半に家を出ました。今日は授業観察などあったんですが、教室に女子高生がいると いう環境に生まれて初めて身をおいたぼくとしてはいい経験でした(?)。けっこう皆さんまじめに授業を聞いておられましたよ、ごくせんとかGTOのイメー ジしかなかったもんだからな……。それにしても学校は朝が早い。あれでみんな登校してるんだからすごいですよね。
 夜は■■■のリクルーターとお食事。二人会って、四時間近く話をしました。今日も激しくつっこまれました。まあ、「ほーら、答えられねえじゃねえか出直 して来い」というんではなくどこがぼくにとって問題なのか、どこまでぼくが考えているのか、悩んでいるのかを一緒に考えるという感じだったのでちまたには びこる無益な一次面接を受けるよりよっぽどいい時間をすごせました。それにしても悩みは尽きぬ。内定もらやいいってもんじゃないのね。
 明日のエントリーシート書いてない……書かねば。 

04/04/22 トマトの輪切りがおいしかった

 今日は午後から■■■の説明会兼筆記試験に行ってきました。聞いた内容はだいたい■■■なんかと同じ感じで、かなり寝そうになりました。試験は■■■と 似た感じ。算数はたぶん全問正解ねらえると思うが英語がちと苦戦。まあでも落とされるような点にはならないでしょう。
 それから■■■へ移動して■■■七人目のリクルーター。■■■の営業の方で、ぼくはロシアが好きなのでロシアといったら■■■だろ! ってこ とでなかなか面白い話を聞けました。これは、やりたい仕事ですね……日本ではもう■■■でしか■■■は作っていないそうで、そこら辺がまたマイ ナー志向をくすぐるんですなあ。
 ■■■から電話。一次面接へ。
 そういえば教育実習は高校二年生の現代文に決まりました。一番教えがいのあるところですね。

04/04/23 無難に

 今日は午前中、■■■のリクルーターの方とブランチ。丸の内OL好みのおっされーなカフェでおいしいパンやらパスタやらいただきました。もちろん 仕事の話も聞きましたけどね。
 午後は■■■の説明会。六本木ヒルズです! しかしいかんせん、晴海もそうですけど再開発地区はアクセスが悪すぎる。時間をつぶせるところも少ないので 意外と不便です。説明会は柏原崇似のイケメン社員がなかなかテンポよく進めてくれました。■■■は食品もやってるんですね、イーストとか。
 で、■■■から電話、一次面接へ。今のところ大本命■■■から電話、最終面接へ。■■■から電話、八人目のリクルーター。■■■からメール、 ES落ち。

04/04/24 ■■■転進

 今日は■■■リクルーターの方と昼食。選考をお断りする旨、電話で告げてから「もう一人くらい会いませんか」と言われしぶしぶ行った感じです。ミスマッ チだよ、やっぱり、■■■は大きすぎる、ぼくには。
 小説を書きたい自分のまま進める道を探すか、就活生の演技をしてサラリーマンになるかのどっちかだろう、そして今の君は演技が下手だ、というお話でし た。うーん、ぼくはそんなに二項対立で考えなくてもいいのではないかと。小説書きたいし、仕事もしたいし、遊びたいし、そんなぼくをそのまま受け入れてく れるところを探すだけでしょ。それが今の日本の採用のスタイルにマッチしなければフリーターになるか、塾の講師でもやるか、それだけのことで、会社人間に はたとえ小説を書いていなかったとしてもなる気はないんですよね。
 話の勢いで「ぼくの理想はカフカです」とか言ったら、本当にそんな気がしてきました。カフカはサラリーマンやりながら組織と個人の対立について小説を書 き、死後遺言に反して友人が出版をしたことで今我々も彼の作品を読むことができるわけですけど、カフカの場合仕事をするということと書くということが表裏 一体になっていた。サラリーマン生活の中から問題意識を小説に投影し、ご飯のために書くことはしていないけれど、書くことと仕事とが二項対立に陥っていな い、そんな状態は確かに理想だ。
 ともかく■■■は■■■一社にしぼり、あとは化学系をねらって就職活動を続けていくつもりです。

04/04/26 テストセンター

 テストセンターとは何か。企業の筆記試験を一括代行するセンターです。わざわざ企業に出向かなくてもここで受けた試験結果を使いまわしできるというもの です。■■■に最終面接前に受けて来いと言われて今日は竹橋まで行って受けてきました。ちっちゃい会議室にパソコンがずらーっと並んでいて、「入室以降は トイレであっても退室できません」となかなかプレッシャーをかけてきます。各自違う企業の違う試験を受けるので終わる時間もばらばらで、試験が始まるとマ ウスのクリック音だけがカチカチとこだまする異様な光景でした。試験は、難しかった。って言うか、パソコンの画面に問題文が出るので齋藤孝ばりに書き込み ができず、慣れませんでした。
 連休明けが山場の予感です。今月中はのんびりやっていくつもりです。
 来週の予定
  26日 ■■■説明会 ■■■リクルーター
  27日 ■■■説明会
  28日 ■■■説明会
  29日 オフ
  30日 ■■■一次面接
 ■■■の面接を火曜に予約したけど思いっきりゼミとダブルブッキングになってしまっていた……明日電話しなくちゃ。

04/04/27 決まりました。

 ■■■、内々定獲得です。これにて就活日記おしまい。総括はまた別の機会に書くことにします。
 かげながら横目で応援してくださった方々にお礼申し上げます。

04/04/28 後日談

 昨日は午前中に人事の方三人に面接を受け「じゃあいっしょに働きましょう」ということで内々定をいただいたあと学校に行って今学期初の授業に参加して爆 睡し、夜にまた■■■に戻って社の方と飲み、飲みすぎ、記憶が飛びました。でもちゃんと家に帰っていました。
 金曜日にまた正式なお祝いをしてくださるそうです。今度は飲み過ぎないように注意します。

04/04/29 飽きるまで寝る

 十五時間寝て疲れもぶっ飛びました。今は就職活動の総括として長い文章を書いています。
 トップページもすっきりさせました。テーブルを駆使してなんとか青い帯が横に伸びているように見せていますがみなさまのブラウザではちゃんと見えており ますでしょうか……。

04/05/01 チューイングガム

 この日記は金曜日のつもりで。
 今日は東大生の内々定者向けに祝賀会みたようなもんを会社の方々が開いてくださり、行ってきました。今日は自重しましたよ、自制しましたよ、気分的な新 陳代謝もそんなに活発でなかったのでかなり意識は明瞭なるままにお酒を飲みました。詳しいことはくだくだしいので略しますが、とにかくいろんな人がいます ねえ、社会ってところにゃ……。ちなみにこのサイトの存在もばらしてしまったのでうかうかうっかりめったなことは書けません。
 とりあえず残りの貴重な学生生活はみっちり小説書いて過ごすことにします。
(おわり)

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