マイケル・アブラショフ『アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方』

を、読みました。

某ブログ界隈で推奨されていたのですが、単純に、読み物としてまず面白いです。海軍の内側ってこうなってるんだ、そしてそれはぼくたちが日々過ごしている会社という組織と大して変わらないんだ、という発見もあり、そしてそこから、自らの立場を「艦長」とオーバーラップさせながら自分だったらこういう時どうするのか? を考えながら読み進めることができました。

ティップスやノウハウではなくて、組織というものに対する根本的な考え方について、個々のエピソードが能弁に語ってくれているので、たとえば「明日の会議からこれを取り入れよう」というものではないのですが、「あるべき姿」からブレイクダウンされた個々人の動き方・働き方というのを自らデザインしていくことが、管理職の自分としてはもっともっと考えて、働きかけていかなければならないのだなと、感じる一冊。

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