宇多田ヒカルの新譜を

借りてきました。最近はツタヤに行っても借りたいものもないし(本当に聴きたいものは買うし、とりあえず借りて聞いてみるか、というその「とりあえず」が通じるような余裕もなく…)、ましてや映画を一人で二時間見るなんて時間もないのでカードだけ更新して割と縁遠くなっていたのですが、やっぱり、こう、こういうブログ日記みたいな場で「宇多田の新譜聴いたよ!」みたいなエントリーを書けるのは、30代の一つの幸せなんだろうと思います。これは、彼女と同年代の人たちは誰もが感じているんじゃないかな、そうだといいな。まだあまり感想といえるほどの何かをつかめているわけでもないですが、椎名林檎とのコラボは、他に言い様が無いのですが「うっとり」という感じです。人の声の録音したものがこんなにも耳に心地よく響くというのは不思議なものです。「俺の彼女」も、宇多田にしては珍しく演歌っぽいというか、なんかヤンキー論みたいに聞こえるのも新境地のような感じがします。こういう振れ幅の広さが、支持する層の厚さにつながっているんだろうと思います。

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