関岡英之『なんじ自身のために泣け』

これを最初に読んだのは社会人一年の目の頃でしたが、当時の著者の年齢に私も近づいてきている。サラリーマンをやりながらも(ちょっと特殊な例なのかもしれないけれど)やろうと思えばこれだけの体験を会社の外でできるのかと思うとこの作者の探究心というか、好奇心には脱帽する。程よい謙虚さと人間に対する丁寧な作法を持って世界のどこにでも出かけていくスタイルは見習うべき、同じことをしろ、ということではなく。

本書の中にもたくさんの本が登場するのでいろいろ読書の幅を広げていきたい。社会とか世界のことには本当に疎いので。本書がデビュー作に当たるけど、アマゾンで検索するとその後次々と著作を世に問うている。新書もあるのでまた読んでみたい。

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