テクニックっていうのは、結局のところ自分の真意を正しく相手に伝えるためのハックスであるべきで、順番を間違えてはダメ。脳内でいくら自問自答していても、言葉という形式になって相手に伝わるもの。だから話し方とか、言葉遣いというのは磨いておく必要があるし、それを磨くことで脳内のワチャワチャを外界へ注ぎ出すチャネルを開いておく、開きやすくしておく、開くきっかけをうまく自分でコントロールできるようにしておく、というのは実際に精神衛生上必要なことだと思った。この本に限らず。
・初対面の相手に対して「お見かけしたもので、一言ご挨拶申し上げました」
・相手をきちんと名前、名前プラス役職で呼ぶ
・相手と同じ注文にする(ミラー効果)
・知らないことは素直に質問する。見栄を張ったが最後。返し方を形式的に覚えておく。
→「私は○○のことはよく知らないのですが」「それは貴重なお話ですね」「弊社の○○とお知り合いですか」「参考までになぜ〜〜教えてもらえませんか」
・「どうも」なんなのか、をきちんと言葉にする。
などなど。