課題図書

研修の課題図書として読破。『ざっくりわかる〜』はamazonの注文履歴によるとぼくは既に2010年くらいに一度読んでいる。いま本棚にないということはどこかで捨ててしまったのだろう…ただ、中身はほんとうに「ざっくり」わかる内容です。突き詰めればWACCの大切さについてひたすら書いてある本という感じ。投資とリターンいう意味では本当にリターンさえあればいいみたいな計算はおかしいんだよね。この著者の「道具としてのファイナンス」もだいぶがんばって昔読んたけど、日産に努めていた人とは思えないほどテクニカルでびっくりしたのをよく憶えています。

財務3表はのドリルは一体理解法の著者によるもので、元ネタの新書はぼくもよく読みました。このドリルは会社の活動がひとつひとつ財務3表のどこにどう影響するのかをドリル形式で学べるので初学者にとても良いと思います。実務屋としては在庫の扱いについてはもう少し詳しく教えてほしいのですが…。表紙は品がないですが、読むだけでもだいぶ頭がすっきりします。

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