開一夫『赤ちゃんの不思議』

を、読みました。

まあ何が不思議って、大学時代あれほど「リア充の学問」として忌避していた発達心理学に感心している自分が一番不思議だよ。

本書によれば、多くの人が赤ん坊の頭を左側にして抱くのは心臓の音を聞かせるためであるという「ハートビート仮説」は現在では否定されていて、はてさてやっぱりよくわからないというのが実情のようです。ほんとうに、科学の進歩より子供の成長のほうがずっと早いので、こういう学問は実際にやっている人からすると歯がゆいところもあるのかな、などと邪推してしまいます。

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