連休が終わりました。

昨日、神戸から帰宅しました。

嫁さんの家族や親戚とご飯を食べたのですが、なんというか、「結婚」という契機がなければまったく知ることのなかった遠い土地の共同体の中に、ある日突然やってきて「娘の夫」「孫の夫」「姉婿」であるというだけで当たり前のように座っていられるというのが、不思議で不思議で仕方ありませんでした。これはとても良い意味で言っています。

人の結婚式を見ていても、結婚というのはなるほど個人と個人との契約だけではなくて家と家との新しい関係を生み出すということなんだなと、良くも悪しくも感じたことはあるのですが、今回神戸に「帰って」みて、良い意味でそういう新しい人間関係を築くことの良さをしみじみと感じた次第です。

ぼくは一時期まで本気で孤独死を想定した人生設計を考えていたので、こういう「誤算」に出食わしたことで色々と考えなくてよくなった問題もたくさんあります。もちろんあらたに引き受けなければならない問題もたくさんあります。とこに貴賎も優劣もないということだけは、ぼくは何度でも言っておきたいところではありますが(別に結婚したから人生勝ち組ではないし、それは本当にたまたまのたまたまが重なってできた奇跡のようなことであるし、一人で生きていくことをいつでも「あったかも知れないもう一つの時間軸」として濃密に認識しておくことは心がけていることでもあります)、そういう「個人的な課題」をじっくりと考え行動していくことがやっぱり、生きて行くということなんだろうと思いました。

そういう気持ちを前提にして、生きていきたいと思います。

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