日が改まって、新年度になりました。
お世話になった方々が社を離れていきます。もはや、昔の仕事ぶりややり方を知る人も少なくなりました。いよいよ、ぼくは、誰にも知られること無く、単独者として生きていかねばなりません。
誰も頼りませんし、誰も守ってくれません。
そういうところに、ぼくはいます。
一挙手一投足に、魂を宿し、全身で己を表現し、貫いていかなければ、生きていけません。
新年度は、そういうつもりで仕事をしていくつもりです。
日々が退職日であるかのように。あるいは、日々が、初任日であるかのように。
自分の中ではもうひとつ、「教育」というテーマを掲げたいと思います。かつてあった教師への憧れの力を、今一度呼び戻したい。それは、自分に対するものだけでなく、「後輩」であるとか、あるいはこれはかつてあった一つの素晴らしい文化ですが、「上司を鍛える」ために。
齋藤孝でも、久しぶりに読み返していこうと思います。