「図解入門業界研究 最新土木業界の動向とカラクリがよーくわかる本」

を、読みました。

やはり需要のほとんどが官需の世界というのは難しいものです。儲けすぎてもいけないし、損失があってもいけない。そういう間合いを談合がとっていたといえばそうなのかも知れませんが、情報化社会になった今だからこそ逆に情報の断絶にもうるさくなっているわけで、それぞれの蛸壺からしか見えない世界の中で、いかに公平な入札制度を維持するか、というのが最終的に働く人達のモチベーションにもなっているのかと思うと本当にこれは特異な業界なんだと思います。建設業界と土木業界で、どれくらい請負で働いている方たちがダブっているのかわかりませんし、現場の技術としてビルを建てるのとダムを建てるのとではだいぶ違うものもあるのでしょうが、そのあたりも人材不足が叫ばれている今もう少し突っ込んで勉強してみたいところです。今後大規模なプロジェクトというのがなかなか見出せない中では維持補修が需要のメインになってくるとは思いますが、明石海峡大橋、関西空港、東京スカイツリーと、無駄にならないビッグプロジェクトもたまにあると街場の感覚としてはうれしいところなんですが。今度のオリンピックはむしろ1964年の遺物をいかに活かすかという点においても試されているような気がします。

それにしても週初めのエンジンというのはどうして夕方くらいにならないとかからないんでしょうか。
朝一からガンガン飛ばしてくる人には太刀打ち出来ません……もう少しかるーい感じで仕事したいですね。。。

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