Life and Debt

「ジャマイカ 楽園の真実」という映画を見ました。

「バビロンは彼らを狂わせ、西洋思想で洗脳する」

そこに簒奪や略奪や搾取はないか?

日常生活の隅々にまで自らに問い続ける必要があります。

スーパーマーケットで支払うそのお金は、フェアか? スターバックスで朝買うコーヒーの値段はフェアか? お前の務めている会社の商行為はフェアか? お前の務めている会社の海外投資はフェアか? 保護貿易を暴力的に撤廃させるのは誰か? グローバル企業の使命とはなにか?

そしてその結果、誰が儲かっているのか?

日本という国にいながらなにも考えずに生活することが既に誰かに対する搾取になっていることは、ままあることで、マクドナルドの子供向けセットのおまけが途上国の子供たちによって作られているという類の話はぼくが学生の頃から繰り返されてきているのです。グローバル化が常に経済の自由化とセットで語られるとしたらそれは強者の論理でしか無い。保護貿易の実施によって初めて担保されるフェアさもあるだろう。アメリカ式の大量消費社会が世界にあまねく浸透し、その結果その生活を支える経済機構が同じように世界を画一的に支配することを誰かが本当に目指しているのだとすれば、そしてその片棒を担ぐ様なことを誰かがするのであれば、それがきちんとチェックされる仕組みが成り立っていないといけない。いわば自分で作った書類に自分で判子を押してオーソライズする、そんなことをやっている国や首相がいることを恥じてナイーブになっているだけでなく、きちんと実行力のある監視がなされていなければならない。

とか、評論家的な立場でこんなブログにグダグダ書いていることが一番許せなかったりもするのだけれど……知ることはまず行動のための一歩として。

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