サブカルがメインカルチャーになってしまったおかげで従来のハイカルチャーがむしろサブカルになっている。

例えば高校生位の男の子が森鷗外とかゲーテとか好んで読んでいたら、それはやっぱり「特殊な趣味」と見なされるんだろうな。

でも、だからこそそういう人は初めて色眼鏡を外して文学と対峙できるんだと思う。

あとぼくたちにできるのは若い人達に、そういうものとのアクセスがしやすい場を整えておくこと、あるいはきっかけを与え続けることの労を惜しまないこと、なのだろうか。

いい時代になったと思います。

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