飲み会もないのに初の定時退社

金曜日は定時に帰れと言われたので定時に帰らせてらいました。これは必ずや台風の前の静けさを演出しているとしか思えません。次の大波をかぶせる前にちょっと泳がしておこうかという慈悲の心です。まったくもってありがたいかぎりです。なにをいったいもったいぶっているのでしょうか。私には大人たちの考えていることが皆目見当が尽きません。

先週は「若手」の忘年会にも参加し、あまりに「忘年会」というものの文化の違いに恐れおののき、今週は部の忘年会があるのですが、それに向けた出し物やら「幹事団」に対する教育的見地からのプレッシャーが意外にも管理職から強いということにまた恐れおののいています。飲んで年を忘れていいのはどうやら役付きの方々だけで、我々は与えられた時間をひたすら喜び組として演じなければならないようです。したがって忘年会の打ち上げが必要であるという結論に至りました。これはこういうものだという常識がどんどん揺らいでいきます。なんというか、楽しいはずものが一向に楽しくないというかね…。

「文化」とか「常識」とか軽々しく口にするなっていう感じですが。私は日々帰属意識というものから着実に遠ざかっていく自分を感じて寒々とします。

まあ、そんなことは退社ゲートをくぐれば一瞬で忘れてしまいますので金、土、日と家で嫁さまの作ったご飯をゆっくり食べられるというしみじみとした幸せを感じながらのんびり過ごせました。

ひきつづき愚痴っぽいエントリーが続くと思いますが、私にとっては最後の息抜きの場所なので悪しからず。

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