ハインライン『夏への扉』

を、読みました。SFの古典と言われながら、読んでみれば非常に若々しい印象でした。それはこの作品がタイムマシンを扱っているのとは関係なく未来指向であるからなのだろうと。過去をごちゃごちゃいじくるレトリカルな作品だけを純文学と思うなかれ。勧善懲悪を大衆文学と片付けるなかれ。読んでいて、読んでいる事自体が幸せに感じる稀有な作品でした。

SFってぼくの記憶ではこの前読んだのが中学二年の時のソラリス以来なので…干支を一周するよりもなお前の話です。とにかくいい作品は積極的に読んでいこう。

仕事がちょっと一息付いてきたので最近は定時帰りがもっぱらです。七時台の電車って混んでるんだね。

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