はやいもんで

もう桜が散り始めて緑色が混じってきている。テレビとか映像で見る桜ってどうもずーっと懲りなく咲いているようにも見えるのだけれど、実際一年のうちでああいう「満開」が見られるのは一週間もないわけなんだな。そう思うと、だからこそこんなに熱狂してしまうのか、桜ごときになんて言うとよくないけど。あまりにもその光景はおあつらえ向きなので返ってもういいよ、春、という感じにもなる。でも桜が散ってしまえば梅雨という夏の突端のようなものが訪れるのであって、桜の満開というのはどちらかというとこれで春はおしまい、という合図のようにも思う。梅を春の花と感じていた時代の人たちは冬の終わり、ということのほうが感慨深かってのでしょうか。

今日は家にひとりでいる時間が多かったので小説でも書くのかと思いきやつらつらとはてなブックマークを読んだり、昨日買ってきた堀江敏幸の新刊3冊(写真集って!)などぱらぱらやっていたら日が暮れました。そろそろ同人の集まりもあるのでいいかげん頼まれてもいない創作に目鼻を付けなければ。以上、敢えて公言することによって自分へのプレッシャーとする作戦でした。
ちなみにパスポートは無事取りに行くことができました。これでようやく社会人として一人前になれた気がします。

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