三連休!

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初日は国立近代美術館に上記展覧会を見に行きました。

「国立」で「近代」の美術館なんてあったんですね・・・。というか、竹橋付近は神保町の帰りによく散歩していたのですが、あんな内堀の一画に美術館があったなんて知りませんでした。

展覧会はいずれも有名建築家によるインスタレーションではあったんですが、正直、何がおもしろいのかよくわからなかった。コンセプトだけが先走っている感じ。カメラ撮影OKだったんですが特に撮らずに帰ってきてしまいました。たぶんちょっとでも建築をかじっている学生なら各作家の作品はどれも既視感があったはず。集大成といえば聞こえはよいかもしれないけど、もうちょっと挑戦的な姿勢も見たかったかなと。

常設展はさすがに「国立」ともあって教科書で見た作品のオンパレードでした。でも、やっぱりよかったのは中川一政と鏑木清方だったなあ。

さすがに明治の帝展からの作品を並べられてしまうとこの国がいかに西洋美術をパクリにパクって来たかの歴史を眼前に見せつけられるようで、「なんでこれが重要文化財?」という疑問を押さえながらの観覧。そのなかでもやっぱり独自色を遺憾なく発揮していたのは劉生と上記二作家だけだったかなあ。あとは山口勝弘のヴィトリーヌシリーズもけっこう好きです。

清方はやっぱり職人という感じがする。大きな屏風絵だったんですが、船遊びをしている旦那集と芸者(?)たちの群像だったんですが、ディテールが半端ないよ。女の人の生え際とかウットリとしてしまう。泉鏡花の挿絵を描いていたころがどれほどの世間的地位を獲得していたのかわかりませんが、やっぱり挿絵よりも大画面での筆運びを見られたのは非常に収穫。

大きいことを成し遂げるのはディテールの積み重ねなんだ、ということを改めて感じた。

二日目は本棚の整理に明け暮れる。ついでにまたトンガッテイル系の女子ブログを発見してしまったのでそれを読み込んでいた。今日の私のブログの文体はだいたいそれに影響されています。同じ大学の出身でこれほど差がついてしまうとはなあ・・・。これについてはまた後日ちゃんと、詳しく、頭の中を整理して書きたいと思っています。

三日目の今日は大学時代の友達と飲みました。というか、いささか飲み過ぎた。サークル時代の友達なのですが、いろいろ昔の話とかして楽しかった。昔の話して楽しいというぼくもどうかと思うのですが。でも、昔が一番、楽しかったのです。

でも明日から仕事。がんばりますよ! 容赦なくがんばります!

最後にほんとについでながら、今日、28歳になりました。あー、酔っぱらっているので後日またちゃんと書き直します。写真ブログちょっと更新したので見てやってください。

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