優しさと、違う種類の緊張と

一時半退社。夕食すき屋。二時風呂。二月に入って急に寒くなる。水っぽいので鹿島は雪にはならないだろう。会社に入った初年度だけ降った記憶があるけれど、それ以来は気候の変化が派手な土地ではない。

正直なところ10連勤目。インフルエンザで一週間出勤停止を食らったのが痛かったのだけれど、もうさすがに一週間以上も経つと魔法の言葉ではなくなってくる。そうは言っても先週は突発の仕事が入ったりして、それもやっと今日一段落したのでインフル明け、本格化しなければならないのはやっぱり今日からなのだ。

わかっていても、なかなか進められない。わからないことが多すぎる。ひとつひとつにすごく時間がかかる質なので、時間をかけなければならない。けれど時間は有限だ。どんなに土日出勤したって有限だし、〆切は刻々と迫ってくる。迫ってくるのに以来すらしていない状況が続いている。明日こそ明日こそと思いながら目の前の忙しさに追い回されてしまう。

あと個人的には諸刃の剣なのだけれど、優しすぎて怒れないことが多い。というか、とりあえず自分のせいだと思ってしまう。依頼しても、相手が今さらのようなことを言ってこられても依頼の仕方が悪かったのかなとか、メールじゃなくてちゃんと口で言えばよかったのかとか、みんな集めてじゃなくて相手の目を見て一対一で言えばよかったのかとか、いろいろと考えてしまう。でも、それでも伝わらないことは多い。そしてちゃんとそれは自分に跳ね返ってくる。ちゃんと叱れるようになれればよいのだけれど、自分のこともちゃんとできていないのになかなか言えない。どんな人とでも対等でありたいと思うし、相手からもそう思われたい。でもそれはやっぱり幻想なのかな。会社というところは残念ながら、人間対人間ではなくて、立場対立場が人間関係の基本だからだ。もう五年も働いているのに、そのことになかなかなじむことができない。それを当たり前だと思っている人よりはマシだと密かに思ったりもするけれど、それでなにかが救われるわけではない。

それにしても疲れた……ここから二ヶ月が本当に勝負の期間です。最近、疲労の質が確実に変わってきた気がする。集中してなにかを成し遂げたときの緊張感ではなくて、常にアンテナを張って周りの動向を気にしていなければならない緊張感だ。本当に、一日一日ヘトヘトになる。

優しさと、違う種類の緊張と」への2件のフィードバック

  1. しゃもぢ@管理人

    サンクスアロット…なかなか制御不能になってきていますが!

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