出光に行く。出光は地味なのだけれど、世の中にはまだまだこんなにいいものがあるんだよ、ということを教えてくれるぼくにとってはけっこう希有な美術館だ。
久しぶりに行ったら入り口がずいぶんおしゃれに改装されていて、あれ、違う階で降りちゃったのかなと一瞬とまどった。
やっていたのは柿右衛門。有田焼ですね。花鳥風月を赤色系で配していくことが多い様式のようですが、デザイン的にもけっこう斬新なものとかありました。
あんまり文様のどれがスタンダードでどれが突飛なのかとか判断がつかないのですが、和本を散らしたようなのとか見たことなかったし、ミカンの木を描いたものなど実のふっくらした感じがかわいらしかった。
でもあれですね、陶磁器は手にとってその重さも楽しみたいところなので、ガラスケースに並んでいるのを眺めるだけというのはちょっと残念だったりします。
そのあとは横浜にて飲み会。久しぶりの横浜。ダイエーの上にでかい本屋が出来ていてびっくり。ありゃー、もう有隣堂で窮屈な思いしなくてすむな。
で、これまた久しぶりに横浜の実家に帰ってバスが混まないうちにさっさとこっち帰ってきました。
なんかかんかで明日からまた仕事ですな。
連休中に考えあぐねたなんかかんかはまたまとまったら。