野口先生のこと

大学時代、書道サークルの顧問を務めてくださっていた野口白汀先生が亡くなられました。

サークルとしては合宿でのご指導や展覧会の講評をしていただいておりました。ぼく自身、部長だった当時は何回か熊谷のご実家にうかがって作品の受け渡しや、時には上がらせていただいて他の会の方の作品講評の様子や古墨など見せていただいたりもしました。

野口先生はいつでも颯爽と現れ、おしゃれで、上機嫌でした。ご予定を伺う際も、上着の内ポケットから小さな手帳を取り出して「この日なら大丈夫だ」と即決即断で、あれだけのキャリアをお持ちでありながらご自身で仕事のマネジメントをされているお姿に感銘を受けたりもしたものです。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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