しゃもぢ2.0へ!

ここ二週間、更新できなかった。急に書く気がなくなってしまった。その原因をいろいろ考えていたのだけれど、やっぱりそもそもぼくがネット上に文章を書き始めたきっかけがなんだったのかということに思い至って勝手に納得がいった。まあ、そのことは触れないでおきましょう。

で、もうこのままやめちゃおうかなあとも思った。書いていても愚痴ばかりが最近は並ぶし、書いて公開したくなるほどの心の躍動もなくなった。

で、そんな時に読みました。
『ウェブ進化論』の梅田望夫と茂木健一郎との対談『フューチャリスト宣言』(ちくま新書)。

二人は確信犯的に楽天的でポジティブでラディカルな発言を繰り返しています。それが既にして一つのメッセージなのです。

芸大で教えていても、「私は芸大生だ」と自分の肩書きに頼ってモノを言うヤツは本当にダメで、「そういえば、俺、芸大生だったんだなあ、忘れていた」(笑)というくらいの学生の方がいい。肩書きは要らない。ブログが一個あれば良い。ネットでのプレゼンスをどれだけ高めていけるかという、その戦略というのは大事ですね。(茂木)

彼らの世代には、情報の私有というものを悪だと思っている人が出てきていますよね。自分が隠匿しておくことに罪悪感を感じる。(梅田)

お金をもらっていても、仕事を楽しんでいなければプロじゃない。プロフェッショナルの定義というのは、自分のやっていることに快楽を感じる人。しかも、生物学的に単純な快楽じゃつまらない。そうではなくて、仕事とか勉強とかをいくらやっても飽きない人。(茂木)

とりあえず、もう一度ブログを書こうかなという気になった部分をば。他にもいろいろ面白いことが書いてあります。並行してボードリヤールの『不可能な交換』(紀伊國屋書店)も読んでいるのですがけっこう近似した思想がありますね。主体とシステムとの関係が持つ問題は結構身近なところにあります。会社だけでなくて、ミクシィとか。

それはとりあえず置いておいて、またいろいろ書いていこうと思います。
ああなんか、勉強したくなってきたなあ。

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