同期の奥さん(変な言い方……嫁さん? 奥様? 妻? なかなかいい言葉がないね)が個展を開いたというので見に行ってきました。
吉祥寺といえば大学四年間毎日中央線で通(とお)ったところですが降りたことってあんまりなかったんですよね。太宰治展を見に東急行ったとかパルコの地下の本屋に行ったりとか、あとは普通に飲んだり、お茶したり……って案外降りてるな。
まあそれでも個展の開催されたギャラリーの辺り(東急の裏の方です。プチ下北という風情です)は初めて足を運ぶところで、小さい雑貨屋さんとかギャラリーとかレストランとか狭い路地に密集しているような場所でした。
ギャラリーは二階建ての真っ白な建物で、二階の一室が”奥さん”の展示で、もう一部屋が常設展をやっていました。室内も壁一面真っ白で、作品も割とモノクロームなものが場所を占めていたのでちょっと異空間という感じ。常設の方はすりガラスの出窓に白い食器を並べていたので、もうほんとに真っ白です。
アクセサリーとかその辺のことは門外漢なのですが、以前にお宅におじゃましたときに見た大きな絵が、ちゃんとサインに入った形で展示されているのを見れたのがよかった。大きな木にお姫様が座っていてその周りを動物が囲んでいるという。ポストカードにもお姫様がいろいろ登場していて、人魚がパンツを持って「?」というのとかね、なんかいいよね。
なんかこう、自分のオリジナルキャラクターがあるっていいよな。アレンジが無限にできるというか。あらゆるものの起点にできるというか。
モーパッサンじゃないけど、ぼくも最近やたら自分の小説に「葉子さん」ばっかり登場させるんだが、これも自分のオリジナルキャラクターと思えばそれはそんな気もする。見ている者の想像力を喚起し続ける対象というのはやっぱり宝ですね、誰にとっても。
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今日は他に某企業研究会の代表と会ってきました。本の売り込み、と言ったらあれですけど、まあそんなような。結局その団体のホームページで就活とか新入社員関係のコラムを書かせてもらえることになりました。よかったよかった。
わざわざお越しいただきアリガトウゴザイマシタ~~★
また我が家でお酒を飲んで騒いで泣いてくだされ♪
ぜひとも!
また新作発表会があったら教えてください。。