この土日、ひきつづきシナリオを書き進めている。シナリオ書こうという人なら必ず読むであろう荒井一氏の青本、赤本をひもときつつ。
それにしても自分の作る物語のワンパターンさというか。よっぽどぼくは就職活動が好きなのか、それとも何かやり残しがあって追体験したがっているのか。
小説だといろいろ説明できる(この認識はもちろん自己批判されるべきですが)部分も、シナリオだとセリフと映像しか使えないのでなかなか難しいです。「活字的効果」が一切無効な場所で物語を作り上げていくということがいかに自分にとって不得手な分野であるかということをいやというほど味わっています。
そもそも僕の好きな映画ってたとえば
「tokyo.sora」
「青い車」
「ジョゼと虎と魚たち」
「リアリズムの宿」
「せかいのおわり」
「ラブドガン」
「TAKESHIS’」
と並べていけばわかるようにきわめて物語性に乏しいというか、あるいはいわゆる物語物語したものなのだけどわりとだらだらしたものが多い(上でいえば唯一「ジョゼ虎」が例外だけど、原作が小説だしなあ)。
「物語」にあんまり興味がないんです。
以上、長い言い訳でした、ろくなものが書けないことに対する。