結局書かずじまいの日々

また買ってしまった……マンガ大人買い。『NANA』『ハチミツとクローバー』に続いて第三弾は『のだめカンタービレ』。

音大を舞台にした(途中から卒業後の話になるけど)クラシックマンガです。笑えるし、勉強にもなるし、音大生の生活の一コマがかいま見られるのもおもしろい。関連商品もいろいろ出ているみたいです。のだめ教則本とか、作中に出てくるオーケストラのCDとか(誰が弾いてんだよ…)。

久石譲監督の映画に『Quartet』というのがあって、これは題名にもあるとおりカルテット四人の青春群像といった映画なんですが、キャラクター的にも舞台的にも「のだめ」はこれと似ています。この映画は結構好きで(割と青春一筋系の映画なので好きなことはあんまり公言していないんだけど)ああいう世界にあこがれるきっかけけともなったのですが、「のだめ」も充分に楽しんでいます。

しかしそれにしても『ハチクロ』といい『のだめ』といい芸術系の学生が主人公のマンガは

「がんばれない自分」
「がんばってんのに報われない自分」
「自分に才能なんてホントにあんのか?」
「ていうか、才能ってそもそもなによ」

みたいのが永遠のテーマで、身につまされます。いや、身につまされますなんて余裕ぶっこいていってる場合じゃないんだけどね。ほんとに先の思いやられるしゃもぢ君です。

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