サンデー・フィロソフィー

平和な青空だなー。
051023_1024~01

本棚をまた買ってきました。

前と同じやつです。部屋は四面しか壁がないのでいよいよレイアウトに限界が来ています。もう一部屋借りて書庫にでもしたいな。

寮にもなんか図書コーナーみたいのがあって、鉄関係の本とか古い岩波新書とかあるんですが、どうせ誰も読んでいないんですからたとえばなぜか全巻そろっている川端康成全集とか、ぼくの部屋に置いてもらった方が有効活用されると思うんですが、ダメ?

でもガラガラの棚を見ていると本をそこに埋めたくなってしまうのか無駄な本を買ってしまった……またまた自己啓発系ですよ、だんな。もうやめよう、もうやめようと思いつつ、そこにきびしーい言葉を求めてしまう。たぶん叱られたいんでしょう、会社とは違う価値観の世界で。

それはさておき、いよいよ行きづまっています。なにがって?

創作活動が!

丸山健二がとにかく書き始めたら書き上げろと言うので昔書きっぱなしになっていた小説を(実は本家にアップしていて未完になっているやつですけど)書き直し始めたんですが、もうおそまつでおそまつで直しようがない。というか、直しちゃうとあの当時持っていた稚拙ながらも稚拙さとして統一感を持っていた(難しいな、なんて言ったらいいんだろう)なにかが全部壊れてしまうような気がして、非常に苦労しています。

まずはそれをじっくりと読み返して、存分に恥を味わってください。めまいを覚えるほどひどい代物だということをしかと胸に刻んでください。そして気を取り直し、別の小説を書こうなどとゆめゆめ思わずに、その小説をどうにか小説らしくすることを考えてください。別の小説を書いても結果は同じことなのです。(丸山健二『まだ見ぬ書き手へ』)

でも、もうやめ。この人のストイシズムには正直ついていけない。

新しい小説を書こう。いま、書きたいことを書こう。

そう思いました。ATOK2005もせっかく買ってきたんだし。

でもなにを書きたいんだろう。本当に自分が書きたいものって何なのだろう。

……って、ニートチックですね。姿はサラリーマンでも心はニートです。

まずとにかく立ち止まり、知性や感性などというもののうるさいおしゃべりをやめること。決意して優柔不断に陥り、教養を捨て個性を壊し、自己を限りなく希薄にすること。(霜栄他『大学デビューのための哲学』)

これから十年計画で、なんとかして、いい小説を書いてみるつもりだ。いま迄、書いて来たものは、みんなだめだ。いい気なものだったよ。てんでなっちゃいないんだ。生活が、だらしなかったんだね。ひとりで大家気取りで、徹夜なんかしてさ。(太宰治「正義と微笑」)

とまあ、いろいろと思い浮かぶ引用は他にもあるのですが、とにかく環境の変化によって自分の考えも変わってきているはずですから、このいまの自分が表現したいものを尊重する、そっちを優先することとする。その方がいいんじゃないかな。

と、なんだか題名と全然関係ないところに来てしまいました。ノスタルジーについてはまだ書き途中なので出来たらまたアップします。

そういえば体重がついに60キロ台に乗りました。人生初です。他のみんなは多忙さにやせ細っていっているというのに……ある人に言わせればプレッシャーをかけられるとやせる型と太る型があるらしいんですが、ホントですか? 後者ですか、ぼくは。毎日肉ばっかり食ってるからなー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA