なぜこんなにもレディコミに魅かれるのか

岡崎京子とか小野塚カホリとか、安野さんとか内田さんみたいに絵柄が濃いものよりはけっこう好きで読んでいたんですが、魚喃キリコに手を出してしまった。『Blue』はたしか映画になっていたのを見たのですが、『strawberry shortcakes』という連作集をさっき買ってきて読み始めたらぐいぐい引き込まれてしまった。

これ、泣ける。てか泣いた。

なんだろうね、この人間嫌いを気取ってものすごい愛されたがっている奴らのどうしようもない痛々しさってね。

不憫と言うか、そんな自分がかわいそうとか思っちゃったりしてさ。

みたいなフレーズが黒く塗りつぶされたコマの中に浮いているような感じがとても好き。ボーダーラインの上でかろうじて生きている感じ、好きだな。こういうの、大事にしたいよ、忘れちゃいけないよ。

ぜんぜん小説を書かなくなった小説家志望の青年です(BUMP OF CHICKEN風に)。

なぜこんなにもレディコミに魅かれるのか」への3件のフィードバック

  1. KAZAMAX

    しゃもぢ兄やん、内容と全然関係無いんだけど、
    ブログのコメントとトラックバックの違いって何すか?

  2. 管理人

    それはブログをやってみればわかるぞよ!
    下の方見ればわかるけど、最近紹介した本の著者からトラックバックをもらったりもしたよん。うれしいもんだね。

  3. KAZAMAX

    「それはブログをやってみればわかるぞよ!」それは甘美な悪魔のささやき…。
    ホンモノはダメなんです!!イミテーションの持つ”はかなさ”っていうか、こうパロディ的な要素が欲しいんよ(笑)
    あ、でもコメントとかもらえると嬉しいよね。それは羨ましいっす☆
    6月の日記をアップアップしたので見に来ておくれやす。

    —–

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