結局レクシスを買った。

まず最初に引いたのは「lexis」という単語です。「語彙集」という意味でした。まあ、「サハラ砂漠」みたいなもんですね(「サハラ」は「砂漠」の意らしい)。
来週の発表の準備のためひとまず卒論執筆中断。やるのは有島武郎の「小さき者へ」です。

有島の奥さんが結核で死んだときのことを子供に語って聞かせるという内容(というか形式?)なんですが、こういう私小説風のものって一番苦手です。作品に対する批判が作家自身に対する批判に簡単に摩り替わっちゃうので。作品は作品として独立した存在として扱いたいんですよね。でも身辺雑記風のものは作品自体がなかなかそういう分析を許してくれません。まあ、最後の発表だし気合を入れてやっつけるつもりです。
昨日に引き続き初出からの引き写しを今日も授業が終わったあと書庫にもぐってやっていました。それをまたパソコンで打ち直しています。もうぼくのパソコンは「こういう」と入力すれば「かう云ふ」と、「しょくはつ」と入力すれば「觸發」と、一発で変換されます。あとで困りそうだ……。

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