辞書の話

本日は久しぶりに学校に行ってきました。週一コマ生活も最初は悠悠自適で「学生生活最後の半年くらいだらだらさせろや」とか思っていましたが年末が近づくにつれて卒論の締切が足音を立てて迫ってくるのを感じてしまいます。今日は引用した小説のテキストをきちんと初出雑誌から引き写してくる作業を行いました。今ぼくたちが本屋に行って買うことができる文庫のテキストは当用漢字・新仮名遣いに直されてしまっているので原文の影も形もとどめていません。したがって文庫から引用することは学術論文ではタブーもタブーなんですね。とにかく研究は初出至上主義。しかし無い雑誌もあるので国会図書館にもまた行ってこなくちゃなりません。

今日は上の本を買いました。新明解第六版もちょっとのぞいてみたんですがやっぱり今もっている五版のほうが紙面は見やすい感じでした。それよりも英和辞典を買い換えたいといまさらながら思っているんですが、今使っているのは旧版の「COMPREHENSIVE」で、この前カテキョ先で「be supposed to-」の訳を教えるのに本当は用法が三種類あるのにこの辞書には一種類しか載っておらず(新版にはちゃんと載っていました)「そろそろ買い替え時かなあ」と思ったわけです。とはいえこの年で英和辞典を買うのに何がいいのかもわからないのでアマゾンの書評を眺めていたら同じく旺文社の「レクシス」という辞書がけっこうよさそうだったので購入を検討中です。なんか研究社とかのを買うのは権威主義的でイヤなんですよね(←偏見)。

それにしてもこの画像サービスは重宝しますね。本好きのぼくとしてはどんどん貼り付けて書評ごっこをしたいと思います。これからもよろしく。

辞書の話」への3件のフィードバック

  1. maruyama

    なにげにここに書き込むのははじめてかも。
    ごくたまにしか遊びに来ないしなぁ。。。新解さんの本は赤瀬川源平じゃなかったかと思ったら、別の本なんですね。中学の国語の授業で読んだっけなあ、と懐かしくなって書き込んでしまいました。「世間」が好きです。卒論がんばって!

  2. maruyama

    追記。
    第6版、ちとあざといねぇ...
    それと英和辞典は旺文社です!

  3. 管理人

    わーい。お久しぶりです。
    『新解さんの読み方』は赤瀬川さんの本(『新解さんの謎』)の姉妹編みたいなもんですね、たぶん。卒論がんばります…。
    —–

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