駒場祭ついでに渋谷まで足を伸ばして宮崎あおいの新作『青い車』を見てきました。はっきり言います。ぜんっぜん面白くない映画でした。
・フリーター
・音楽至上主義のDJ
・やりたいことの見つからない女子高生
・リストカット
こういうのはもう道具建てとしては使い古されていて何を見てもどこかで聞いたような話になってしまうんですよね。最後の場面も取ってつけたようだし(『ジョゼ虎』と酷似しているし)、後半はやたら暗転が多くて、そのたびに「ここで終わりなのかな?」といちいち考えているといきなり青空が映し出されたりしてなかなか作品世界に移入することができませんでした。
むしろ『インストール』の予告編を見てそのあまりのB級くささに圧倒されてしまったことのほうが今日の収穫でした。びみょうだなあ。やっぱり活字で読むほうがいいと思います。
そういえば『ラヴドガン』のDVDがもう出ていましたね。買おうかな。どうしようかな。