月別アーカイブ: 2017年1月

2017/01/20

なんとか金曜日の退社を迎えた。5日働くのは年が明けてから初めてのことなので走りきれるか不安だったが、なんとか今日にたどり着いた。しかしあまりやりきった感がない。つまらん小事にばかりアクセクして、大事と充分に取り組めなかった。でも、必要な作業というのもあるのだよ、誰もやってくれないけど。まあしかしちょっと「焦る」必要はないのだげ「急ぐ」意識も必要だ。それがないととても集中できないくらい頭が悪くなってしまった。もうダメだ。

2017/01/19

今日も早く帰ってきた。そしてどうしても毎日本屋に寄ってしまう。でも毎日新しい本が出版されて棚に並んでいるからすごい。めぼしい本もちらほら。なんかもう、小説とかよりも勉強したくなるもっと世界で起きていることとか、事実を知りたくなる。そういう時期もある。

仕事は、細かいのがちょこちょこ進んで、大物はまだ色々とデータをいじりながら考え中。隣の隣に座っている人がインフルエンザでダウンしたので、近々ぼくもやばいことになるかもしれないが、かかるときはかかるし、こういうのは考えても仕方がない。しかし去年は4月の頭にかかったし、油断できない。インフルは本当に、本当に、嫌です。

2017/01/18

朝、昔を思い出すような夢を見て、一日なんでそんな夢を見てしまったのか考えていたけれど、なんにも答えは出てこなかったのだ。会社の行き帰りの本は太宰治全集読破に返り咲き。第十巻は、エッセイ関係。太宰は、半径一メートルの世界を大事にしていのだなあと改めて思う。そして、権威に対しては、権威が権威を振るうということに対しては猛然と呼び捨てで戦うところが、今も昔も若者の心をつかむんだろうなあ。

今日も早帰りですが、木金は本気出す。はず。

恒川裕康『ドラッカーさんに教わった IT技術者のための50の考える力』

を、読みました。前著、『〜50の習慣』に引き続くサラリーマン指南本。しかしこの手の本は本屋で目次を見ていたときにはワクワクするのだけど、どうして通読するとだんだんまどろっこしくなってくるのだろうか。読んでいる時間があるならいろいろと考えなければならないというのに、次第にただ読み終わるためにだけにのみページを繰っているような状態になってしまう。まあこれは読者側の問題ではあるんですが……。

しかし巻末にドラッカーの著書を並べてくれているんだけど絶版本で「私も見たことがない」というのを載せるのはいかがなものか……中身はいい本なのですが、最後でずっこけてしまいました。あと、やたら「スタンフォードの〜」のよく知らないけどサンデルの便乗本みたいなのを推してくるのももったいない。もっとこの人の経験にだけ即した話を聞きたいものなのですが。

しかし本当に自己啓発本というのは、もしその中身がどれも同じなのであれば(それは悪いことではなくて、サラリーマンがやらなくちゃいけないことはもう概ね誰が言っても同じなのだ、もう既に明明白白なのだ、ということなのですが)著者によっぽど思い入れがあるとか、信頼できる知り合いから勧められたとか、それなりに自分が書いてある内容を実践的に取り込む理由を持っているものに絞った方がいいと思った。自己啓発本を批判的に読解したって仕方がないですからね。これからは気をつけよう。

繰り返しになりますが、本書は本当にいい本です。

内田樹・春日武彦『健全な肉体に狂気は宿る ――生きづらさの正体』

を、読みました。内田樹の本は時々読みたくなるんだけど、基本的にこの人の本は別に何か答えが書いてあるのではなくて、考えるプロセスがそのまま活字に写されているので、やはり読みたくなるタイミングというものがあるし、読んで沁み入る読み手側の精神状態というのもけっこう選ぶ人だと思う。本書も、まあ春日武彦との濃密な放談、という感じで、ふたりの本来的な強みがよく出ている本だと思います。

とにかく、不確定、未決定の状態にあることへの耐性ということについて書いてある。成熟した大人というものが概念ではなくて実体としてあるとしたら、すぐにわかりやすい答えに飛びつかないというのも一つの大きな要素なんだと思います。それこそ橋本治の「わからない」という方法にもつながるなあ。内田樹と言えば、ぼくは一時期構造主義のハシカにかかっていた時に『寝ながら学べる構造主義』を読んだのが最初なんですが、その後の著作群を見ても、この本自体があまり内田さんの本流ではないような気がして、やっぱり芸風としては橋本治にも通じる何かがあるのでは……とにかく「やってみた」の精神で時分の理解するところを丁寧に言葉に直していくところ。そういうのは本当に見習いたいですね。せかせかとあせってあっちフラフラこっちフラフラにならないようにね。

会社でも色んな仕事がありますけど、とにかく短期的な効果がすぐに出るものをかき集めるという仕事も大事なんですが、「わからなさ」に耐えながらすこしでも「わかる」を紡いでいく仕事というのも確かにあって、今のぼくは後者に近いです。どっちが偉いとかではなくて、単なる役割分担なんだけど、やっぱり使う脳ミソの部位が違うというか、脳の中に筋肉があるとしたら違う筋肉を使っている感じはします。

今日は月曜日なので早めに帰ってきました。

2017/01/14

寒い。なんでこんなに寒いのか。昨日ニュースで、今日のセンター試験は雪に注意とか言っていたので、東京も大雪なのかと勝手に思い込んでいたらカラカラに晴れていたのでかってにびっくりしていたんだけど、それでも寒さだけは裏切っていない。この前の三連休で、人生はじめてモモヒキ(ユニクロの、そうは言っていないけどモモヒキだ)を買ったのだけれど、かなり重宝する。着るものって、結婚してから土日用に着飾ることもなくなったのでほとんど買わなくなったし、会社に着ていくワイシャツもいろいろ試行錯誤の結果最低2000円を出すというルールを課したくらいでほとんど洋服にお金をかけることがなくなったのですが、たまにこういうNEWアイテムを生活に導入すると、なんとなく若返ったような気がするのが不思議。中年必須アイテムを買っただけなのに、この矛盾。

吉村章『知っておくと必ずビジネスに役立つ中国人の面子』

を、読みました。

といっても、会社の研修の宿題としてなんですが。特段何か必要に迫られているわけではないのですが、「隣人」を理解するのに非常に面白かったです。中国人がどうこうの前に、まず日本の商慣習だとか会社で何となく「当たり前」とされといることなんかに違和感を持っている人は、この手の、異文化理解の本を色々と読むことで溜飲を下げることになるかもしれません。少しだけ、自由になれるかもしれません。だってある意味で外国人を理解しようとすること以上に難解なんですから。これを読むと、中国人を理解できそうだな、したいな、というのと同時に、日本人的な働き方のある意味で負の部分が相対化されるので、「ちょっと中国人みたいにやってみっか!」みたいな気持ちにもなります。その意味で、もっと他の国のビジネスマンの事情も知りたくなったし、中国という国についても勉強したくなりました。

今日の日記は、そうだなあ、また朝から大ポカをやらかし色んな人から「おかしい」攻撃を喰らいましたが、気持ちだけは夕方までには持ち直し、気持ちを切り替えて本屋巡りをして帰ってきた……そんなんでいいのかっ。来週はもう少しまともな人間になれるように頑張りたいと思います。

2017/01/12

今日もひたすら仕事。見直しをするとけっこう凡ミスが多い。最近、多いんだよ。焦るとダメ。定規を当てて、しっかりとチェックしないとダメだよなあ。そういう部署にいた時の仕事のやり方をよく思い出さないと、ほんと脳が衰えていくばかりです。体力が三十代になると本当に続かなくて、飲み会もセーブしているし、一日中座っていることも本当に辛い。かといってものすごい作業の集中している、みたいな状態にもなかなか入れないので難儀難儀。なんかこう…ほっといてくれよ! みたいな時ってたまにあるんですよねえ。なのでみんなが帰ってからでないと集中できず、したがって残業が増えるという悪循環……なのかな? こうやって一日の振り返りを書いていると色々気がつくことがあるな……日記は毎日続けるべきだな。とにかくブラウザを立ち上げて、ワードプレスのページを開くべきだな。そうして頭に浮かぶよしなしごとを書き連ねるだけでもだいぶ精神が安定する。ワードプレスも、本当はもっとちゃんと使いこなしたいんだけどね。昔みたいにHTML手打ちの時代も楽しかったですが、あれくらいの手軽さで更新できるくらいの(外観をね)スキルがほしいんですが、こういう個人サイトに特化したようなワードプレスの指南本とか、テーマってないもんですかね???

2017/01/11

昨日と同じく仕事に精を出す。八時に終わったんだけどだべっていたら九時になってしまい、退散。今日はまっすぐ家に帰ったが、時間も早かったのでついつい酒を買って帰ってしまう。昔はビール以外のものを口にする意味がわからず「の○ごし生はうまい方だ」と言っていた先輩の言葉も理解できなかったが今ではよく分かる。オリオンビールの新ジャンルが売っていたので買う。本当は、もっと色々なお酒を飲んでみたい。お店に行くと色々売っているし。飲めばいいじゃない。うん、今度からそうしよう。

2017/01/11

今年は日記的なものもたまにはつけてみようと思っています。いつのまにか読書日記になってしまっているので、意識的にいまの感情のあり方とか、そういうものを書き残しておかないと、あとで読み返す楽しさがなくなってしまうような気もしています。かと言って会社のこととか子供のことを事細かに書けるわけでもないので、やっぱり何かのイベントを起点にした思い出話になってしまうのでしょうが。まあ、書き残しておかないと忘れるし、忘れないために書いていないことを書き起こすというのもまたこれ一興であり、そしてこの年になると、懐かしいと感じていたことさえ懐かしいという(何回か書いたけど)新たな人生のステージに入ってくるのでうかうかしてられません。

今日は、あまり仕事もなかったんだけど、なんとなく作業がはかどらなくて帰り道に本屋をはしごしました。後楽園は、よく行く=けっこう夜遅くまで開いている本屋が二軒もあるので非常にありがたいです。買わないんだけど。あと、今日びっくりしたけど、ラクーアのところにミルキーウェイという電飾した小道があるのですが、久しぶりにそういうものを見て感動しました。オッサン一人で感動しても絵にならないので写真とか撮らなかったけど。

そういえばすっかり忘れていましたが、本年も当ブログよろしくお願いいたします。