ミーハーと言われようが「こんまり」は偉大だ

を、読みました。読みました、というか、これを読んで片付けるということに対する概念がかなり変わり、おかげでこの土日はかなりの量のものを捨て、CDやら漫画やらも売り払ってきました。その清々しさと言ったら!

この本はハウツーものではありません。なにか革新的なノウハウが著者によって開発され、それを広めるために書かれた本でもありません。もちろん巷間にあふれる質の悪い自己啓発本のたぐいでもありません。

ただ、片付けるということについて長年考え続けてきた著者が、片付けをすることがどれほど人の生き方や考え方に影響を与えるかを懇々と説いて聞かせてくれます。そこにある強烈なメッセージは他でもなく、過去よりも今を大事にして生きていこう、ということ。だからこの本に出てくる捨てることの基準は一貫して「今はもう必要ないから」。もちろん細かいテクニックも少しは書いてありますが、むしろ読まねばならないのは随所の具体例に貫かれている一本の哲学。

と、くどくど紹介することが本当に無粋に感じられるくらい、久々に目からウロコの良書でした。
おすすめです。