渋谷に行ったらなんとHMVの最上階に青山ブックセンターが出来ているではないか！！　感激のあまり、8000円しこたま買ってきたっ。こういう場合、ABCで本を買うということ自体が一つの積極的な意思表示なのです。品揃えとか配架の感じとか、やっぱりいいですね。

で、そこで上の本を買って一気に読みました。別にぼくはもう学生ではありませんが、久しぶりに訴えかけてくる熱い文章に触れました。これ、大学初年生の教科書にしてもいいくらいだと思います。

過去の作家たちが青年層に向けて書いた文章のオムニバスという形式なのですが、例の「I was born」とか小林の「花の美しさなんてモノはない」とかゲロゲロのものもあるものの個人的には渋澤龍彦(「渋」「彦」はほんとは旧字ね)の文章なんかけっこう身近な問題意識を扱っていて、なかなか飽きません。青年論みたいなモノは本当に古びないんですね。

と、今年の目標何やらを考えている最中です。