月別アーカイブ: 2005年6月

なぜこんなにもレディコミに魅かれるのか

岡崎京子とか小野塚カホリとか、安野さんとか内田さんみたいに絵柄が濃いものよりはけっこう好きで読んでいたんですが、魚喃キリコに手を出してしまった。『Blue』はたしか映画になっていたのを見たのですが、『strawberry shortcakes』という連作集をさっき買ってきて読み始めたらぐいぐい引き込まれてしまった。

これ、泣ける。てか泣いた。

なんだろうね、この人間嫌いを気取ってものすごい愛されたがっている奴らのどうしようもない痛々しさってね。

不憫と言うか、そんな自分がかわいそうとか思っちゃったりしてさ。

みたいなフレーズが黒く塗りつぶされたコマの中に浮いているような感じがとても好き。ボーダーラインの上でかろうじて生きている感じ、好きだな。こういうの、大事にしたいよ、忘れちゃいけないよ。

ぜんぜん小説を書かなくなった小説家志望の青年です(BUMP OF CHICKEN風に)。

と、思ったら

うまく書けなかった。

しかたがないので普通の日記を書きます。

仕事も一日一日、ちょっとずつですが理解できるようになってきました。もちろんすぐ隣には未知の領域が広がっているわけですが、でもちょっとだけ視界が広くなって来たような気がします。最初だけじっと我慢すればあとはドライヴしていけるはず。

まあ、月初めはけっこう忙しそうです。七月からはいよいよ実務に取りかかるようです。ミスをすると後で「前月のダメ出しをする会議」でさらされるのでしっかりやらねば。

突然ですが、車を買いました。同期のお下がりを破格の値段で譲ってもらいました。買ったのは黒のオデッセイです、デカすぎです、乗せる人がいないので後ろガラガラです……。

車の運転なんて大学三年の秋に教習所の検定で乗ってから一度しか乗っていない(しかもその一回も講習で公道ではない)のに明日は水戸から鹿島まで運転して持って帰らなくちゃいけません。大丈夫か、オレ。とりあえず、初心者マークを友達に借りた。

そして今日はボーナスの明細をもらいました! びっくり!

予告

大波と小波の性質的な違いってなんだろう?

てなことを考えていたら一本、エッセイが書けそうな気がしてきました。会社から帰って来たらとりかかろう。テーマは「運命」です。

配属されてからまた毎日下痢気味です、まあ他にも要因は考えられるんですが。まわりにも体の変調を訴える同期がけっこういます。そんなに大変なことはしているわけではないんですが、案外つかれてんのかなー。

出社前の憂鬱

その日その日の仕事内容にビビっているんじゃなくて、この先自分が背負わなければならないものの大きさに、果たして自分が耐えられるのかどうか、そのプレッシャーなんだよね。

寝る前にコーヒーを飲むのはやめましょう。

窓を閉めて煙草を吸うのはやめましょう。

とりあえず、目標とかそういうものは持たない主義だったんだから、一日一日できることだけを一生懸命やっていこうと思います。結局、そうすることしかできないんだからな。

そんなことを考えてしまう朝に限って雨。あるいは雨がそうさせるのか。

Music Baton

以下、質問に答えてみます。Music Batonについてはこちら参照。あれっ、正式名称は「Musical Baton」か。

1. Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

iTunesには現在572.3MB、147曲分入っています。

2. Song playing right now (今聞いている曲)

Rie fuの「雨の日が好きって思ってみたい」という曲。最近このアルバムばっかり聞いています。

Rie fu

3. The last CD I bought (最後に買ったCD)

SINGER SONGERのシングル。アルバムがもうそろそろ予約したアマゾンから来るはず。

4. Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)

・ミスチルの「sign」……これが主題歌だったドラマにバカみたいにはまっていた、っていうかほとんどバカだった。
・小谷美紗子の「雨音呟く」……歌詞の「今日も学校や会社で負けて来たよ/でも明日も行ってくるよ」というあたり、最近のテーマ曲。
・Coccoの「Raining」……この歌の意味がわかった時、Coccoの意味がやっとわかった。
・矢井田瞳の「Buzzstyle」……くどいのでもう説明しません(笑

こんなもんかな。

5. Five people to whom I’m passing the baton (バトンを渡す5名)

とりあえずmasakun、よろしく。

もちっと脱力で日記を書きたいな

大学時代所属していたサークルの部誌に寄せる原稿を書いています。書くために会社を休んで図書館に通っています、というのは嘘です。でもたまには図書館通いたいよ、大学時代のレポート作成がマヂでなつかしいよ、たまには書きたいよ。

でもうちの会社は一年目が終わるくらいに「実習生論文」というのがあって、たぶん来年は予算作りが終わってからこれに忙殺される模様。

今日もプールに行って来た。同期と五人で。平泳ぎばっかりやっていたから陸に上がって歩いていると小股が筋肉痛。プールの後はおいしいおそばをいただきました。

高ければ高い壁の方が……

以前に「全体と部分とを往復する」というエントリーを書いた。でも、最近はそれがすごく机上の空論だなと思い始めている。

いま部署に配属されて、まあじっと机に座っていることが多いのだけれどできることなんて何一つない。電話をとるくらい。周りの先輩方が話している内容もぜんぜん分からない。とにかく、地を這い回るような視点しかないからなにが部分でなにが全体なのかも分からない。俯瞰できない。

部分と部分との関係性を捉えることで全体像を構築しようとしたのが構造主義なのだけれど、もしかしたら仕事についてもそう考えていく方が現実的なのかもしれない。分厚いマニュアルを渡されて途方に暮れる。でも、各項目間に数字のつながりが必ずあって、それを理解することで全体が見えてくるのかもしれない。うん、実際そういうことの方が多いな。

その上で、「全体と部分とを往復する」視点を持ちたい、あるいはそういう視点を志向することでルーチンワークにも意味がもたらされることもあるだろう。とにかく、仕事に対して余裕がぜんぜん持てない! それに耐えることがちょっとつらいのです、最近。休みの日にはちょっと腰を上げて周りを見渡したい。

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最近下の本を読みました。図書館で借りておもしろかったので結局買った。そしたら来月新潮文庫に入ることが新潮社の新刊速報で……。

カリスマ美術教師のルポタージュとでも言えばいいんでしょうか。教科として美術を教えるのではなくて、美術を通してもっと大きなことを教えようとしている、その姿がよく描かれています。具体的な学習内容や作業が紹介されているので非常に説得力があるし、後半では逆にそれが教師社会の中でなかなか受け入れられない(美術だけに時間を割かれることを他の教科の教師が嫌うなど、かなり現実的な問題)様子なども紹介されていて、なかなか読むところがある本でした。もちろん自分がこれからどういうつもりで仕事をやっていくのかということを考えながら読んでいたんですがね……おすすめです。

一生勉強。

経理での実習もいよいよ数字を具体的に扱うところまでやってきました。ヤバいです、聞けばその場ではなんとか分かるんですが数分たつとすっかり忘れてしまいます。所内用語が多いので参考書が見当たりません……。

最近茨城が好きで好きでしょうがないことに気がつき始めました。こっちに来たはじめの頃「東京に早く戻りたーい」と言っていたのは単に環境の変化についていけてなかっただけのようです。たぶんいま東京に行けと言われたら茨城に戻りたいとか言うんですよ、きっと。住めば都、です、ほんとに。

今日はこれから同期四人でプールに行ってきます。

配属された

室長いわく、これだけバラバラの人間が一つところにいるのは数字という情緒の入り込む余地のない基準があるからだそうです。なのでいかにも経理っぽい人間ばかりが集まっているのかと思いきや、いろんなキャラの人が集まっているという感じ。とにかく室長のバイタリティーが半端じゃありません、齋藤孝ばりですよベシャリが。ここでならがんばれそう。

とりあえず以下、早急にマスターすべし。
・基本的な経理用語
・エクセル
・工業簿記