月別アーカイブ: 2004年5月

さあやるぞ、必ず勝つ

 明日から教育実習のため横浜に行ってしまい、ネットを使える環境にいなくなりますので三週間日記をお休みします。

 留守は頼みました。では、しっかり勉強してまいります!

なんだかうっかり天気がよい!

 飲みは十時半くらいに終えて、ちょっと飲み足りない話し足りないくらいで帰るのが最近のトレンド。次に会うのが楽しみだったりするので。力尽きるまで飲むと、ほんとしんどい、二度と飲むまいと思ってしまう、翌日2限すら出られない。余力を残す、ということも生活の知恵なんですかね。就活終えてから飲み方が急に汚くなっていたので、これからは大人な感じで(いや、これはウソだなあ)会話を楽しむ飲み方を励行するように心がけることにします。ぼくも変わったものです。

眠れない夜のあとで。

 昨日はわけあって青年海外協力隊の説明会に行ってきました。なんか、最初に見せられた映画で手紙を朗読していたのが高嶋正宣(漢字あってる?)だったので、なんだかドラマ「ホテル」の「ねえさん、」を思い出してしまいました。

 JICA青年海外協力隊は開発途上国での仕事をコーディネートする団体で、既に独法化。年二回募集で、昨日のは春募集最後の説明会で結構人も多かった。

 「海外で働きたいという夢をかなえるために応募する人は落ちます。そういう人は帰国後燃え尽き症候群になってしまいます。自分のキャリアプランの中でどう開発途上国での二年間を位置付けるのかが明確になっている人に来て欲しい」みたいなことを言っていました。まったくそのとおりだと思いました。

 今日は一日家で小説書いていようと思います。明日締め切りなもので。

景気いいねえ。

 船会社もうけすぎ。前年度同期と比較して276パーセントってどういうことですか! さすが中国の需要が大きいんですねえ。

 そういえば■■■で聞いた話ですが、
  中国需要の増加
   ↓
  みんな船が必要
   ↓
  船が足りなくなる
   ↓
  船賃が高くなる
   ↓
  思ったほど儲からない

 というのが普通の場合なんですが、こと鉄鋼に限った話では

  船が足りなくなる
   ↓
  船を造らなきゃならん
   ↓
  鉄が必要
   ↓
  鉄鋼会社儲かる

 という展開にもなるそうで、経済って面白いなあと、この話を聞いたとき初めて思いました。

 日記に自己言及が少なくなりました。いい傾向です。我は何ぞや「What am I?」の地獄はもうこりごりです。そんなことも昨日独歩の「牛肉と馬鈴薯(「じゃがいも」と読む)」を読みながら思ってしまいました。

「ペ・ヨンジュンと東大女子」?

 朝日は東大生好きですね……

 「冬のソナタ」は萩原聖人の吹き替えが一役買っている気がします。ユジンだかミニョンだか、顔と名前がまだ一致しません。韓流ドラマのリテラシーがないのかなあ。

 「オレンジデイズ」も面白くなってきました。永井大、そこで登場するか! そういえば小西と柏原は昨日一秒も出てこなかった、予告を見る限り来週も出てきそうにない。結構大事な役だと思うけど、もう出てこないのか!? そして柏原崇は誰の「友情」出演だったのだろう。なぞは深まるばかりです。

 なぞと言えば、「銭形愛」ならぬ「銭形舞」はイタすぎて見ていられません。使いまわしドラマっぽいけど脚本が悪すぎ、ひどい、やっつけ仕事。この前なんて、天井にぶら下がってた包丁が落っこちてきて下にいた人を刺すという殺人事件でしたが、そのトリックが、元オペラ歌手のおやじが声を張り上げて歌って部屋が地震みたいに揺れ、その振動で包丁が落っこちる……って、どこまで本気でどこまでギャグなのかさっぱりわかりませんでした。ああいうのを見ていると頭が悪くなります。え? もう十分お前は頭悪いって?

いまだに「みん職」を見てしまう。

 昨日の話の続きですが、男としては低い声で女をメロメロにしてやりたいと思うもの。女性と電話をするときは受話口をあごのあたりに持ってくると、声の低い部分だけマイクが拾ってくれて相手をメロメロにすると、本で読んだことがあります(ヴォイストレーニングの本ですので…念のため)。ホントかよ、と思ってカラオケで試してみたらホントでした。あごの上にマイクを乗せて歌うとぜんぜん普段と違う声が聞こえてきます。低い。そしてあんまり声を張り上げなくても集音されるのでのどもいためません。ぜひお試しあれ。

首相未納で大団円

 昨日武田鉄也が男の魅力について語っていました。女に好かれる男を年代別に見ていくと以下のようになるそうです。

 十代   ……容姿
 二十代  ……体力
 三十代  ……収入
 四十代以降……声

 だそうです。ちょっと白髪混じりでもアナウンサーは人気があるそうです。

 まあ、その是非はともかく声はやっぱり大事ですよね。最近も『「素敵な声」見つける本。』というなにやら怪しげな本を読んだのですが、これによると話し手が聞き手に与える印象は55パーセントが身振り、38パーセントが声で決まってしまうそうです(残りのたった7パーセントが話す内容だそうです)。「なにを話すか」以上に「いかに話すか」が大切かがわかりますよね。ちなみにこれをアルバート・メラビアンの法則とかいうそうですが、似非科学の一歩手前って感じもいなめません。

 さて、容姿も体力もだめだめな私は三十代を楽しみに待つことにします。

筑紫さんもかよ!

 齋藤孝、本屋に行くたびに新刊が出ています。どうなっているんでしょうか、この人は。当初は全部買ってやろうと目論んでいましたがこっちがついていけません……。割りと同工異曲なものも多いですが、『できる人はどこが違うのか』『天才の読み方』『自己プロデュース術』の系統はスタイルの研究になるので続けていってほしいです。福田和也も色川武大の「フォーム」という概念から「スタイル」について言及しているのを昨日「発見」しました。『岐路に立つ君へ』(小学館文庫、たぶん一刷だけ)という人生指南書のなかでなんですが、ちなみのこの本はこれから社会に出て行く人向けに書かれているのでなかなか参考になりました。ストレートに「これが大事です」と言ってくれる大人が少なくなりました(もちろんそれを鵜呑みにするつもりはありませんが)。福田和也は、好きです。

 本、売れていますね。『世界の中心で愛を叫ぶ』も『ノルウェイの森』を追い越したそうで。『世界の中心で~』は読んでいませんが、立ち読みした限り文章は結構いいぼく好みでした。文庫になってから読むつもり。『蹴りたい背中』も芥川賞作品としては村上龍以来のミリオンだそうで、ぼくみたいに「文藝春秋」掲載分を読んだ人も合わせればいったいどれくらいの人が読んだことになるのか……うらやましい限りです。金原ひとみの新刊『アッシュ・ベイビー』は、ポスターは好きですが、中身は賛否両論に分裂しているようです。ヤフーの掲示板見たら読んだ翌日に庭で燃やしたとかいう人もいました。まあ、刺激なんて慣れちゃうもんですから、過激な表現の向こう側になにがあるのか(あるいは、なんにもなくてただ文章からの刺激を楽しむだけの小説なのか)を見極めることが必要だと思います。大人の方がけっこうきゃあきゃあ「あんな過激なの耐えられな~い」と子供みたいなことを大新聞の書評欄に書くのでやれやれって感じです。

 決算期です。繊維大手六社(そのほとんどにぼくは落ちました)は過去最高益をたたき出し、三菱化学も同じく、自動車(部品)とIT関係はまだまだ強いですね。マンダムは減益だそうで、そういえば最近は髪をハデハデに染める人も少なくなってきましたよね。

かな入力

 学校のパソコンも新しくなったのでかな入力ができるじゃありませんか! この喜びを表現できないのがくやしいです。万歳かな入力、そんな同盟はありませんかね、探してみよう。むしろ作っちまおうか。

 択一っていうんですか、公務員の一次試験を受けた人がまわりにいます。周りに自分と違う進路を考えている人がいると改めて自分自身の進路が浮き彫りになって、その選択に責任を感じます。昨日も「クローズアップ現代」で「就職活動をしない若者」みたいな特集をやっていたのですが、いい大学を出ればいい会社に入れて幸せになれる、なんて神話が崩壊した今、大学を出たら就職をすることが当たり前ではなくなった今、いよいよ民間企業で働くことの意義が問われているんですなあ。でもそれを学生に求めるのはやっぱり酷だよなあ。酷だからインターンシップやったりして就職に備えるんだろうけど、そんなに急いでどうすんの、とテレビを見ながら思いました。仕事なんかいつでもできるんだし大学生なら今しかできない勉強してりゃええやん、って、やっぱりこれは文学部生的な見方なんだろうけど。

 卒論は意味と物語と小説の関係を探ってみたいと思います。芥川と谷崎の論争をたたき台に保坂和志とか生野頼子とかの現代作家まで俯瞰してみる算段だけど果たしてそんな壮大な計画は現実に可能なのくゎ!? 乞うご期待。

 四限の開始が三十分遅れるというのでのんびり日記なぞ書いてみました。

 あと、ゲスブ設置したのでよかったら記名をお願いします。